バイトレの基本情報が知りたい
バイトレって今でも取引できるの?
バイトレを使うメリットって?
といった悩みを解決できる記事です。
バイトレはゴールデンウェイ・ジャパン株式会社が運営するバイナリーオプションです。
国内業者で唯一3タイプの取引が可能で、相場分析ツールも充実の業者として人気でした。
ところが残念なことに、バイトレは2020年7月をもってサービスを終了しています。
代わりとなる取引先としてはGMOクリック証券がおすすめだ!
バイナリーオプションの取引はもちろん、ツールも優秀だからプロトレーダーからも人気のFX会社だぞ!
くわしくはGMOクリック証券の記事で解説しているぞ!
この記事では、かつてバイトレが提供していたサービスの概要をメリット・デメリットとともに解説します。
記事内容を参考にすれば、業者選びの判断基準にできるでしょう。
それでは最初にバイトレの概要について解説しましょう。
バイトレの概要
バイトレはゴールデンウェイ・ジャパン株式会社が運営する国内バイナリーオプションです。
2019年4月に株式会社FXトレード・フィナンシャル(略称:FXTF)からゴールデンウェイ・ジャパン株式会社に社名が変更されました。
バイトレは取引タイプの豊富さや取引ツールの機能に人気があり、ベスト・バイナリーオプションブローカー賞を受賞した実績もあるんですよ!
注意!バイトレは2020年7月17日でサービス終了している
バイトレは2020年7月17日の取引終了をもってサービスを終了しています。
理由はFXTF MT4(FX取引)を主力商品としてサービスを提供する方針とのことです。
詳細についてはゴールデンウェイ・ジャパンの公式サイトをご覧ください。
バイトレの取引ルール
バイトレの取引ルールを9項目に分けて紹介します。
①取引タイプ
バイトレは3つのオプション取引が可能です。
- ラダーオプション…判定時刻の為替レートが目標レートよりも高いか低いかを予測するタイプ
- レンジオプション…判定時刻の為替レートが目標レンジ内に収まるか収まらないかを予測するタイプ
- タッチオプション…判定時刻までに一度でも目標レートに到達するかを予測するタイプ
相場の状況に合わせて臨機応変な取引ができるのが特徴です。
②取引開催時間
取引時間は月曜日の午前7:20~金曜日の翌午前5:20です。
取引は1日11回号行われ、第1回号のみ2時間制で第2回号以降は2時間10分制となっています。
第2回号以降は取引時間が10分ずつ重なるように設定されていて、判定時刻の2分前までチケットの新規購入と途中売却が可能です。
- 第1回号…7:20~9:20
- 第2回号…9:10~11:20
- 第3回号…11:10~13:20
- 第4回号…13:10~15:20
- 第5回号…15:10~17:20
- 第6回号…17:10~19:20
- 第7回号…19:10~21:20
- 第8回号…21:10~23:20
- 第9回号…23:10~翌1:20
- 第10回号…翌1:10~翌3:20
- 第11回号…翌3:10~翌5:20
③取り扱い通貨ペア
バイトレで取引できる通貨ペアは6種類です。
- 米ドル円(USD/JPY)
- ユーロ円(EUR/JPY)
- ポンド円(GBP/JPY)
- 豪ドル円(AUD/JPY)
- ユーロ米ドル(EUR/USD)
- ポンド米ドル(GBP/USD)
国内業者が提供する通貨ペアは4~8種類が多いので、バイトレの6種類はそこそこといったところ。
メジャー通貨をカバーしているので問題はないでしょう。
④ペイアウト金額
バイトレでは予測が実現した時にペイアウトという払戻金が得られます。
原則チケット1枚あたり1,000円の固定制ですが、まとめて購入するのが面倒な人のために10枚分のまとめ買い機能が備わっています。
まとめ買いした場合はチケットの購入が10枚単位になり、ペイアウトは1万円です。
⑤取引手数料
バイトレでは取引手数料だけでなく、口座開設手数料や口座維持管理手数料、入出金手数料は一切無料で利用できます。
後ほど解説する信託保全の手数料もかかりません。
⑥途中売却可能
途中売却とは判定時刻よりも前にチケットを売却できる機能です。
ラダーオプションあるいはレンジオプションで、判定時刻前に予測が実現した時に利益確定に利用できます。
もしくは、判定時刻に予測の実現が見込めない時にチケット代の一部を取り戻す、損切り手段としても使えます。
⑦入出金
バイトレ口座へ入金するには「クイック入金」と「振込入金」があります。
クイック入金は提携先のネットバンキングを使い、手数料で24時間即時に残高反映できる方法です。
振込入金は銀行の窓口やATMから手数料を払って入金する方法で、残高には1日に1~2回しか反映されるタイミングがありません。
またPC・スマホどちらも手数料無料で指定の口座に出金可能、さらにバイナリー業者の中ではめずらしく、FX口座を経由する必要がないんです!
入出金の流れが楽なのは大事ね!
⑧カスタマーサポート
バイトレに関する問い合わせは電話またはメールで受け付けています。
メールの場合は24時間送信できますが、返信は営業日のみです。
電話は平日8:00~17:00(年末年始を除く)のため、日中忙しい人は連絡がつかず不便かもしれません。
問い合わせはメールがグッド!
⑨信託保全
ゴールデンウェイ・ジャパンには金融商品取引法により信託保全が義務付けられています。
信託保全とは業者が顧客から預かった資産を、自社の資産とは区別して管理することです。
ゴールデンウェイ・ジャパンは顧客の資産を日証金信託に預けているので、万が一業者が破綻しても顧客の資産は全額返ってくるのでご安心ください。
盛りだくさん!バイトレの特徴的だったサービス
バイトレは他の国内バイナリー業者にはないメリットがたくさんあります。
- 国内業者で唯一3タイプの取引が可能
- デモトレードがある
- 「ぶんせきチャート」が使える
- スマホツールでもチャート分析ができる
- FXTFの未来チャートが使える
- ボリ平さんのブログが読める
- ペイアウト額を2種類から選べる
7つのサービス内容を紹介しましょう。
①国内業者で唯一3タイプの取引が可能
ラダー、レンジ、タッチオプションの3つの取引タイプを扱う国内業者はバイトレのみです。
- トレンド相場ではラダーオプション
- レンジ相場ではレンジオプション
- 判定時刻までに一度でも目標レートに到達すれば良い時はタッチオプション
という使い分けができます。
相場予測のバリエーションが増えるので、どんな相場でも利益を狙えるんですね。
②デモトレードがある
バイトレでは「クイックデモ」をクリックすると登録不要でデモトレードができます。
デモトレードは仮想の資金で本番に近い環境で取引の流れやツールの使い方を体験できる無料のサービスです。
自分なりの取引手法の確立にも役立つので、本番前にぜひご利用ください。
③「ぶんせきチャート」が使える
PC版ツールでは高機能な「ぶんせきチャート」が使えます。
移動平均線やボリンジャーバンドといったテクニカル指標が24種類も使えるほか、トレンドラインやフィボナッチリトレースメントなどをチャートに直接描画できるんです。
国内業者でバイナリーオプションの取引画面上に分析機能が備わっているところはほとんどありません。
複数のウィンドウを開いて操作する手間が省けて便利ですよ!
④スマホツールでもチャート分析ができる
スマホ版の取引ツールには「TradingView」というチャート機能が無料でついています。
これは米国のTradingView社が提供する分析ツールで、なんと70種類以上のテクニカル指標を表示できるスグレモノなんです。
スマホから取引をする際はぜひ使ってみてください。
⑤FXTFの未来チャートが使える
バイトレ口座を持っていれば、FX口座で使える「未来チャート」が使えます。
理由はゴールデンウェイ・ジャパンに口座開設をすると、FX口座のツールも使えるからです。
未来チャートの横には「シグナルパネル」も備わっていて、通貨ペアごとにレートの上昇・下落予測を判りやすく矢印で表示してくれます。
ぶんせきチャートと組み合わせれば予測精度がアップし、ペイアウトを得やすくなるはずです。
かなり確度の高い取引ができそうだ!
⑥ボリ平さんのブログが読める
ゴールデンウェイ・ジャパンの公式サイトでは、現役トレーダーである「ボリ平」さんの連載ブログを読めます。
ブログではバイトレツールの活用法や3種類のオプションの戦略などが解説されています。
ボリ平さんのブログは口座開設をしなくても読めるので、興味のある人はぜひチェックしてみてくださいね!
⑦ペイアウト額を2種類から選べる
ペイアウト額を1ロット1,000円もしくは10ロット1万円の2種類から選べます。
まとまった金額を取引したい時に、毎回取引枚数を増やすのが面倒な人におすすめの機能です。
なお2種類のペイアウト額どちらを選択しても、ラダー、レンジ、タッチオプションはそのまま取引できます。
バイトレの唯一のデメリット
あえてバイトレのデメリットを挙げるとすれば、コールセンターの営業時間が短い(平日の8:00~17:00のみ)点でしょうか。
しかしバイトレは公式サイトの解説やマニュアル、よくあるお問い合わせが充実しているので、たいていの疑問は解消できるはずです。
天災や何らかのシステムトラブルで、平日の夜間に問題が生じた時には連絡がつかない点だけ認識しておきましょう。
バイトレが向いている人
これまで紹介してきたバイトレの特徴を踏まえると、おすすめなのは次のような人です。
- 初めてバイナリーオプションをする人
- 3タイプの取引で臨機応変な取引がしたい人
- デモトレードを使いたい人
- 高機能な分析チャートが使いたい人
- 入出金にFX口座を経由する手間を避けたい人
バイトレで取引を始めてみたいと思った人は、後ほどお伝えする口座開設の手順をご覧ください。
バイトレの取引ツール
バイトレはPC・スマホそれぞれ専用のブラウザ版ツールが提供されていて、スマホ版はiPhone・Androidどちらも対応しています。
またバイトレの取引ツールには、豊富なチャート分析機能が搭載されているのが大きな特徴です。
特に画面の小さなスマホで取引する際に、分析用のチャートとバイトレの取引画面を切り替える手間がなくスムーズです。
さらにインストール不要のブラウザ版なので、本体の容量を圧迫しないメリットもあります。
バイナリーオプション初心者はバイトレから始めよう!まとめ
上記で紹介した「バイトレの取引ルールと注目すべきメリット」を知ると、今後はバイトレの魅力で悩まずに済み、業者選びの判断基準にできるようになります。
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
- バイトレはゴールデンウェイ・ジャパンが運営していたバイナリーオプション
- 2020年7月にサービスを終了している
- 2021年4月時点で3タイプの取引ができる国内業者は存在しない
ラダーオプションとレンジオプションの2タイプを扱う業者なら、GMO外貨の「オプトレ!」を利用しましょう!