バイナリーの意味が知りたい
バイナリーの仕組みと基礎用語を教えて!
どんなメリット・デメリットがあるの?
この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。
バイナリーとは「バイナリーオプション」の略で、FXにおける一種の取引方法です。
バイナリー取引は、仕組みがシンプルなのでリスクを理解せずに取引してしまう人が多いのも事実です。
この記事ではバイナリー取引に興味がある方へ向けて、バイナリーの仕組みとその魅力やリスクについて解説してまいります。
バイナリーオプションの仕組み
バイナリーオプションは、決められた時間の為替レートが今の為替レートよりも高いか低いかを予測する投資です。
そして予測どおりに為替レートが動けばペイアウトが得られ、予測どおりに為替レートが動かなかった場合には、投資金額を失う仕組みです。
バイナリー取引には、3種類の判定方法があるので紹介します。
ラダーオプション
目標レートに対して、判定時刻に「上か・下か」を判定するオプション。
レンジオプション
目標のレート帯に対して、判定時刻に「収まっているか・収まっていないか」を判定するオプション。
タッチオプション
目標レートに、一度でも「到達したか・していないか」を判定するオプション。
FXとの違いは?
バイナリーオプショとFXはどう違うの?
と疑問に思われた方もいるでしょう。
どちらも将来の為替レートが今より高いか低いかを予測する取引ですが、次のような違いがあります。
バイナリーオプションは決済のタイミングが決まっていて、エントリーの時点で利益と損失の金額も確定しています。
一方FXは自分の好きなタイミングでポジションを決済できて、エントリーの時点では利益・損失の金額は決まっていません。
そのためバイナリーオプションは、FXと比べると低リスクな金融商品だと言えます。
バイナリーオプションの基礎用語3つ
バイナリーオプションの仕組みのところでも少し触れましたが、次の3つはバイナリーオプションの基礎として必ず押さえて欲しい用語です。
- ペイアウト
- 締切時間
- 判定時間
それぞれの内容について、以下で詳しく見ていきましょう。
①ペイアウト
ペイアウトは英語で「pay out」と書き、日本語で「払戻金」という意味です。
言い換えると、判定時刻の為替レートが予測どおりに上がっている(または下がっている)場合に得られる投資金です。
投資金の何倍のペイアウトが得られるかを表す「ペイアウト倍率」という言葉もよく出てくるので、覚えておきましょう。
②締切時間
次に締切時間とは「取引時間」や「基準時刻」とも呼ばれ、各回の取引が始まる時間です。
国内のバイナリーオプション業者の多くが、日本時間朝8時に最初の締切時間が到来します。
その後は2時間おきに次の取引が始まるため、締切時間は基本的に2時間ごとにやってきます。
ただし業者によっては前の取引時間が次の取引時間と重なって、締切時間が1時間おきになる時間帯もあります。
③判定時間
判定時間は「判定時刻」とも呼ばれ、各回の取引が終了する時間です。
判定時間の為替レートが予測どおり高くなっている(低くなっている)かどうかで、ペイアウトが得られるか投資金を失うかが決まる仕組みです。
ちなみに判定時間が到来する前にポジションを決済できる業者もあるよ。
バイナリーオプションの2つのメリット
バイナリーオプションには大きく分けて次の2つのメリットがあります。
- 損失=投資額
- 値動きのない相場でも利益が出せる
①損失=投資金額
バイナリーオプションでは、損失=投資額となります。
それはペイアウトを受け取るためのチケットを「購入する」という取引だからです。
購入したチケットが適合判定を受ければペイアウトを受け取れますが、不適合と判定されればペイアウトは受け取れません。
つまり、チケット購入代金が損失となるのです。
なぜ「損失=投資額」がメリットなの?
それは、損失額をコントロールしやすいからです。
FXは、レバレッジの効果から投資額以上の損失を出してしまう可能性があります。
しかし、バイナリーオプションでは判定時刻が来れば自動的に利益確定または損失確定が行われるため、自身の資金に合わせた取引を進めることができるのです。
②値動きのない相場でも利益が出せる
バイナリーオプションは、値動きのない相場でも利益を出すことができます。
なぜなら、FXとは違い対象の目標レートに対して高いか低いかを判定するからです。
そのため、いくら値動きが小さくても判定さえ合っていれば投資した分のペイアウトを受け取ることができます。
値動きのゆるやかな日中に取引したい方にはオススメですね。
バイナリーオプションのリスクを知っておこう!
バイナリー取引はカンタン・稼げる・低リスク!なんて文言をよく見かけますが、リスクもしっかりあります。
バイナリーオプションはハイリスク・ローリターンです。
なぜなら、基本的に利益額より投資額の方が高くなることが多いからです。
投資額は目標レートに到達する可能性が高ければ高いほど、高額になります。
つまり、高確率の選択肢は1回の利益額<1回の損失額ということになります。
損失を1回出してしまうと、「投資額を増やす」または「回数を増やすか」して利益を回収しないといけません。
このリスクは絶対に理解しておきましょうね。
その他、外的リスクとしてバイナリーには詐欺や悪質業者も多いため注意が必要です。
バイナリー取引をするときに注意したいこと2つ!
メリット・デメリット以外に、バイナリーオプションで気をつけることはある?
というお悩みにお応えすべく、バイナリーオプションの注意点を2つ紹介します。
- 海外業者は使わない
- 詐欺集団に要注意
どちらも安全にバイナリーオプションをするための対策なので、必ず守って取引を行いましょう。
注意点①海外業者は使わない
ひとつ目の注意点は、海外のバイナリーオプション業者は避けることです。
なぜなら海外業者は、出金時などのトラブルが問題化しているからです。
具体的には出金依頼を拒否されたり、出金時の本人確認の名目でクレジットカードの情報など必要以上の個人情報を聞き出し、悪用されたりします。
海外業者は金融庁の管轄外で、万が一トラブルがあっても対処できないため、国内業者を使うのが安全です。
注意点②詐欺集団に要注意
バイナリーオプション詐欺にも気をつけてください。
現在、でたらめな取引ツールや商材を売りつける詐欺や、バイナリーオプションを使ったねずみ講詐欺が横行しています。
詐欺集団は言葉巧みに誘いをかけてくるので、少しでも怪しいと感じたらすぐに手を引き、最寄りの警察や弁護士、金融庁や国民生活センターなど誰かに相談してください。
法テラスの弁護士なら、無料相談も受け付けてくれるのでおすすめですよ。
バイナリーオプション業者を選ぶ際の2つのポイント
バイナリーオプション業者を選ぶなら次の2つのポイントを押さえましょう!
- 国内業者を選ぶ
- 受取総額の割合が高い業者を選ぶ
それぞれの選び方について、以下で詳しく見ていきましょう。
ポイント①国内業者か
ひとつ目は国内業者であることです。
その理由は、先述のように海外業者は出金や詐欺といったトラブルが多く、金融庁や国民生活センターも注意喚起しているからです。
海外の業者は締切時間から判定時間までが短かったり、各回の時間の長さを自由に選べるのが魅力だと書くサイトは多いですが、鵜呑みにしないよう注意してくださいね。
ポイント②受取総額の割合が高い業者を選ぶ
支払総額に対する受取総額の割合というのは、FX会社が投資家に支払った金額の割合をさします。
100%を超えていれば、投資家がトレードに使った金額より多い金額を、FX会社が投資家に支払っているということですね。
つまり、数値が高ければ高いほど投資家に有利な口座ということになります。
それではここで、大手5社の2019年に入ってからの取引実績(支払総額に対する受取総額の割合)を比較してみましょう。
編集部おすすめのバイナリー口座3選
上記の選び方のポイント2つを踏まえて、編集部おすすめのバイナリーオプション業者を3社紹介します。
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FX取引でも人気の口座ですが、バイナリー取引でも人気の口座なのを知っていましたか?
過去1年間のラダー取引における支払総額に対する受取総額の割合は、平均で95.73%とハイスコアの実績。
分析ツール「プラチナチャート」はプロトレーダーも愛用するほどの高性能なので、FXでもバイナリーオプションでもこの口座を持っておいて損はありません!
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1日の開催号数 | 通貨ペア数 | 取引タイプ |
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1枚あたりのペイアウト額 | デモトレード | 公式HP |
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1枚あたりのペイアウト額 | デモトレード | 公式HP |
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1,000円(固定) | 無料口座開設 |
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国内のバイナリーオプション会社でレンジ取引ができるのは、GMO外貨の「オプトレ!」だけなので、必ず開設してほしい口座です!
FX口座を持っていない人はバイナリーオプション口座ではなく、FX口座で手続きをしましょう。
なぜなら、バイナリーオプション口座はFX口座がないと開設できないからです。
また、取引を始めるには、バイナリー投資の知識テストを受けなければいけません。
専門的な用語や、回りくどい言い方をしている問題が多くて混乱しやすいですが、丁寧にじっくり読めば理解できます。
FX会社のよくある質問のページにヒントが載っているので、見ながら回答することをオススメします!
バイナリーの意味と仕組み まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
- バイナリーオプションは2択を予測するシンプルな取引
- ラダー制、レンジ制、タッチ制の3種類があり、初心者にはラダー制がおすすめ
- 判定時間が決まっているから、小さな値動きで利益が狙える
この記事で紹介したバイナリーオプション業者の選び方を参考にして、安全で使いやすい業者で取引してください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)/