トルコリラは上がる?それとも下がる?
トルコリラの見通しはどうかな?
トルコリラを買うと毎日いくらもらえるの?
こんな疑問をお持ちではありませんか?
この記事では、1週間後・1年後のトルコリラの見通しと上昇に必要な条件を紹介します。
読み終わるころには、トルコリラが下がるのか上がるのか予想がしやすくなり、明確な投資基準を持ってトルコリラ投資ができるようになります。
なぜなら、実際に私自身がこの記事に書いてある情報をもとに投資判断をし、上手くいっているからです。
この記事でトルコリラ投資のポイントと気を付けるべきリスク、トルコリラ投資におすすめのFX会社とそのFX会社を使う理由も解説します。
現役トレーダー西山です。
実質金利は-1.97%となっています。
しかし連日史上最安値を更新し、先月は遂に3円台に到達と底が見えない状況が続いています。
どうしてもスワップポイント狙いでトルコリラを買いたい場合は、50銭下落したら買い増すなど、下落に合わせて分散して買いを入れてください。
- 政策金利50.0%
- 高いインフレ率8月 51.97%)
- 低い実質金利(-1.97%)
- 大統領からの強い利下げ圧力
- 高い失業率(7月8.8%)
- 23年GDPは+4.5%。24年は減速見込み
トルコリラの金利は現在50.0%です。
政策金利の利下げリスクが高いので、上昇より下落する可能性が高い状況です。
今すぐ「トルコリラ運用に強いFX会社を知りたい」方は、「トルコリラの取引に向いているFX会社」を見てください。
トルコの基礎データ
・トルコは観光業なのどサービス業(59.2%)、工業(24.3%)の産業割合が多い
・EUへの輸出が50%を超えていて、EUの景気に大きな影響を受ける
・2024年7月の失業率が8.8%、インフレ率が51.97%と高く、不安定な経済状況
トルコ 基礎データー(令和5年9月1日)
国名 | トルコ共和国(Republic of Turkey) |
面積 | 780,576平方キロメートル(日本の約2倍) |
人口 | 85,279,553人(2022年,トルコ国家統計庁) |
首都 | アンカラ |
民族 | トルコ人(南東部を中心にクルド人,その他アルメニア人,ギリシャ人,ユダヤ人等) |
言語 | トルコ語(ウラル・アルタイ語系) |
産業割合 | サービス業(59.2%),工業(24.3%),農業(4.9%)(トルコ財務省) |
GDP | 9,055億ドル |
一人当たりGDP | 10,655ドル |
経済成長率 | 5.6% |
物価上昇率 | 57.7% |
失業率 | 10.3% |
総貿易額 | 輸出 2,542億ドル 輸入 3,637億ドル |
主要貿易品目 | 輸出 自動車・部品(11.1%)、機械類(9.2%)、鉄鋼(7.6%)、電気機器・部品(5.3%) 輸入 燃料及び鉱物油類(18.7%)、機械類(11.4%)、鉄鋼(10.2%)、電気機器・部品(7.4%) |
主要貿易相手国 | 輸入 ドイツ(8.6%)、米国(6.5%)、英国(6.1%)…日本(0.2%、第71位) 輸出 中国(11.9%)、ロシア(10.7%)、ドイツ(8.0%)…日本(1.6%、第14位) |
通貨 | トルコ・リラ |
為替レート | 1トルコ・リラ=約5.3円(2023年8月時点) |
輸出入品目・構成比(2022年)
貿易相手国・輸出入比率
トルコリラの最新ニュース
相場に影響を与える、トルコリラ関連の最新ニュースです。
隣国NZドル円も高値を更新したため、
トルコ9月CPI、前月比上振れで早期利下げ観測が後退
トルコ統計局が3日発表した9月消費者物価指数(CPI)は前年比上昇率が49.38%で、2021年以降で初めて政策金利の50%を下回った。物価高に対応して積極的な金融引き締めを進めてきた中央銀行の政策運営にとっては一つの大きな節目になった形だ。
【※Reutersより引用(2024年10月3日)】
国連総会が武力行使勧告すべき、イスラエル攻撃阻止でトルコ大統領
トルコのエルドアン大統領は30日、国連安全保障理事会がイスラエルによるパレスチナ自治区ガザとレバノンでの攻撃を阻止できない場合、国連総会が1950年に採択された決議に基づき武力行使を勧告すべきとの考えを示した。
【※Reutersより引用(2024年10月1日)】
トルコ中銀、金利据え置き ガイダンスで利下げ示唆
トルコ中央銀行は19日、事前の市場予想通り金利を6カ月連続で50%に据え置くことを決定した。中銀は、インフレリスクに引き続き非常に注意を払っていると述べた一方、引き締めの可能性に関する文言は削除した。これは、利下げがいずれ実施されることを示唆する初めてのガイダンスとなる。
【※Reutersより引用(2024年9月19日)】
政策金利の大幅な引き上げはトルコ経済の混乱など負の側面も伴います。金利引き上げ⇒トルコリラ買いと直線的な考えは危険です。
買いポジションは注意が必要!
2024年トルコリラの見通しとレンジ
【想定レンジ】
向こう1年間のトルコリラの対円相場レンジを4~5円と予想(FXの歩き方編集部予想)
*一時的に4円前半に下落する可能性があるので注意
【政策金利】
2024年9月時点で50.0%
*スワップポイント(1日35円:年間12,775円)がもらえるので、2023年10月20日の時点で、年利回り23.85%!
【相場の方向性】
トルコリラ安(為替差損が発生する)
【売買戦略】
4.0円を下回れば損切を巻き込んだ大暴落の危険性があります。
上がるより下がるリスクが高く、売りポジション推奨です!
【トルコリラ変動要因】
・政策金利の利上げ → トルコリラ高
・外貨準備急減を受けた介入余力への不信感 → トルコリラ安
・信用格付けの引き下げ → トルコリラ安
・高インフレによる実質金利の低下(1月-1.97%) → トルコリラ安
・米国株の下落による円高・トルコリラ安の進行 → トルコリラ安
ウクライナ情勢の悪化、米国の早期利上げ観測の高まり、中長期的に下落する可能性が高いです。
買いポジションは注意が必要!
1万トルコリラ当たりのスワップは、35円(10月20日の時点。LIGHT FXの場合)もらえます。
トルコリラは上昇より下落リスクが高いので買いポジションは気を付けてください。
トルコの経済指標
2024年10月6日時点の状況
【直近安値:4.097円 直近高値:4.346円】
下落が続いていたトルコリラ/円ですが、先週は4.3円台まで上昇を見せました。
短期的には上昇する可能性がありますが、今週は失業率や鉱工業生産などの結果を見ながら慎重に判断しましょう。
また依然トルコの政策金利は高い水準で魅力的ですが、高いインフレ率のトルコリラはまだ不安定です。
中長期的に見れば、テクニカルおよびファンダメンタルの観点からも、トルコリラは下落する可能性が高いです。
「実質金利が-1.97%、外貨準備が減少し為替介入力が弱まる、そして米国の金利が上昇する可能性がある」これらの因子から、新興国からの資金流出が起こり、大きく下落すると見られています。
高金利通貨であるメキシコペソと南アフリカランドの方がトルコリラより安定している。
スワップポイント狙いなら、他の高金利通貨と比較して投資先を決めよう。
他の高金利通貨と比較(10月6日)
メキシコペソ(金利10.50%)
南アフリカランド(金利8.00%)
「高インフレ率、失業率の高止まり、経常収支赤字、対外債務の返済懸念」などトルコの現状は厳しいことから、下落するリスクが高いと言えます。
また、米国の政策金利が今後も上がっていくことから、新興国市場からの資金流出懸念でトルコリラ安が進むと予想されます。
高いインフレ率で実質金利が-1.97%!中長期的には下落の可能性が高い状態。
松井証券によるトルコリラの見通し
トルコリラの取引戦略
高インフレ率(8月:51.97%)による実質金利低下(-1.97%)が足を引っ張り、長期的には下げトレンドになる可能性が高いです。
基本的には売りエントリー推奨ですが、買う場合は下落に合わせて少しずつ買い足すことをオススメします。
なぜなら、トルコリラは基本的に下落する通貨だからです。
一気に買わずに、「50銭下がったら買い増す」などして、分散して買いを入れましょう。
4円台前半なら一時的な押し目買いが出る可能性が高いので、反発で5円に来たら売ることで、為替差益も狙えます。
たとえそのまま下がったとしても、長期保有のスワップに切り替えるることで損失を少なくし、長期的には利益を狙えます。
【これだけは覚えておこう】トルコリラの予想の仕方
トルコの経済指標や政策金利、インフレ率や失業率など様々な要因でトルコリラの価値は変動します。
ですが専業のFXトレーダーでないと、そこまで細かい分析をしている時間はありません。
そこでトルコリラの上昇・下落を予想する超基本的な考え方を教えます。
【米国の株が上がるか下がるか予想することが重要】
→上がるなら「ドル高・円安」が進行し、トルコリラ/円でも円安が進むので買いポジションにはプラス(為替差益発生)
→下がるなら「ドル安・円高」で買いポジションにはマイナス。為替差損が発生する可能性が大きい
極論してしまえば円安はトルコリラの買いポジションにはプラス、円高はマイナス。
円は米国の株価の影響で動くので、米国の株価が上がると予想するならトルコリラ/円の買いポジションにはプラスです。
米国の株価が下がると予想するなら買いポジションは決済してしまうか、売りポジションを持ちましょう。
【2024年】トルコリラが危険な4つの理由
- 低い実質金利
- 外貨準備高不足による、通貨防衛力の低下
①政策金利は50.0%、インフレ率から金利を差引いた実質金利は-1.97%(9月)です。
②外貨準備高不足による、通貨防衛力の低下懸念によりトルコリラ売り。外貨準備高は2002年来の低水準。
トルコ経済の混乱は続いており、今後もトルコリラは下がることがほぼ確実と予想できます。
経済の混乱が長引いた場合は、3円台後半までトルコリラ安が進む可能性があると分析しています。
政策金利引き下げにともない、スワップも半減
100円以上あったスワップが1/3になっちゃったよ…。
エルドアン大統領が中央銀行に利下げ圧力をかけているため、金利が継続して上がるかどうかは微妙だ。
金利が上がらないと、トルコリラ売りが進む可能性が高いぞ。
政策金利からインフレ率を差し引いた実質金利は-1.97%
インフレ率(3月51.97%)から金利(50.0%)を差引いた実質金利は-1.97%!
トルコは政治的、金融的に不安定な状況が続き、売り圧力が高まっています。
金利が低下すれば、トルコリラの金利に対する魅力は薄れ、トルコリラ売りの圧力が強まります。
短期的なトルコリラ見通しについての考え方
- トルコリラの政策金利は50.0%
- インフレ率が51.97%前後と非常に高く、1月の実質金利は-1.97%
- 外貨準備急減を背景としたリラ安防衛能力への不信感
私も以前買いでトルコリラを持っていましたが、現在は全て決済しました。
トルコリラは悪材料しかないので、6円を超えて上がり続ける可能性は低く、買いポジションはリスクが高い状況です。
2024年トルコリラの年間見通し
2024年のトルコリラは不安要素が多く、トルコリラ安になる見通しです。
なぜなら、以下の理由があるからです。
- 51.97%を超える高インフレ率(物価上昇)
- トルコ・シリア地震の影響による経済の混乱
- トルコGDP、23年は4.5%増 24年は減速見通し
- 外貨準備急減を背景としたリラ安防衛能力への不信感
悪材料しかないので中長期的には下げ相場になるのは必然と言えます。
金利狙いでトルコリラを買うのであれば、5円台での買いはNGです。
4円後半で買い、5円になったら決済して為替差益を狙いましょう。
FXの歩き方編集部では向こう1年間の対円レンジを1トルコリラ=4~5円と予想しています。
51.97%を超える高インフレ率(物価上昇)
トルコ | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
インフレ率 | 7.78% | 11.14% | 16.33% | 17.46% | 14.6% | 36.08% | 64.27% | 64.77% | 64.86 |
インフレ率が高いので物価は上がり、相対的に通貨の価値が下がり、トルコリラの下落要因。
政策金利の低下は更にトルコリラ下落を加速させる要因です。
消費者物価上昇率(インフレ率)が+51.97%、政策金利からインフレ率を差し引いた実質政策金利は-1.97%(9月)で推移しています。
トルコGDP、23年は4.5%増で予想上回る 今年は減速見通し
トルコ統計庁が29日発表した2023年の国内総生産(GDP)は4.5%増、第4・四半期は前年同期比4.0%増加し、予想を上回った。地震や主要貿易相手国の成長鈍化の影響を、強い内需が補った。
【※Reutersより引用(2024年2月29日)】
通貨安やインフレ、主要貿易国の景気減速の影響があり消費の低迷が続きくことが予想されます。
減速傾向GDPや高インフレ率(51.97%)が足を引っ張り、今後はトルコリラ安が進むとみられています。
トルコの外貨準備、「衝撃的」な減少-13日までの週だけで48億ドル
トルコの総外貨準備高が急減した。リラを支えるコストがいっそう増していることをあらためて示した。トルコ中銀が20日発表した資料によると、総外貨準備高は13日までの1週間で48億ドル(約6130億円)減り、今年最大の減少を記録。金保有を除く外貨準備は612億ドルと、10カ月ぶりの低水準となった。
【※Bloombergより引用(2022年5月14日)】
トルコ純外貨準備、21年ぶり低水準 総選挙前に外貨需要拡大
トルコ中央銀行が18日発表したデータによると、中銀の純外貨準備高は12日までの1週間に約44億5000万ドル減少し、21年ぶり低水準の23億3000万ドルとなった。総選挙前に外貨需要が急拡大した。
【※Reutersより引用(2023年5月19日)】
トルコ中央銀行は外為市場でドル売り・リラ買いの為替介入を実施しているので、外貨準備高が減少。
外貨準備高が減れば、為替介入できる余地が減りトルコリラ売りに対する防衛ができなくなります。
これが更に不安をあおって、トルコリラ売りにつながる悪循環を生み出しています。
外貨準備高の減少が、トルコリラ上昇の重しとなっています。
トルコリラはデフォルトリスクが高まってる
CDSは、保証料率4%(400)が危険、2%(200)が要注意です。7%(700)を超えるといつデフォルトしてもおかしくない状態です。
デフォルトを起こしたアルゼンチンは6692.60、デフォルト常連のベネズエラは72,150.2。とんでもない数字です。
トルコリラは下がるリスクが高い通貨なので、スワップポイントだけで利益を上げるのは難しいです。
下がったところで買い、上がったら売るなどして為替差益も狙うべきです。
基本的には売りポジション推奨ですが、買いポジションを持つなら下落に合わせて小ロットで分散して買いましょう。
トルコリラが上昇するには何が必要か?
トルコリラが上昇するには、以下の条件が必要です。
- インフレの減速
- 政府による景気の刺激策
- 中央銀行の独立性
- アメリカ、EUとの対立解消(関係強化)
- 政局の安定(エルドアン大統領の独裁解消)
- 外貨準備高の増加
この条件のいくつかが満たされれば、トルコリラ上昇に期待が持てます。
ただ、同時に複数の条件を満たさないと厳しい状況です。
トルコリラが動く、3つの経済指標
トルコリラに影響を与える経済指標は、主に下記の3つです。
- 政策金利
- インフレ率=消費者物価指数(CPI)
- GDP
特に政策金利が重要!
政策金利が下がると、トルコリラ下落につながるので注意が必要だぞ。
政策金利
現在の50.0%の政策金利より、さらに金利が高くなればトルコリラ上昇につながります。
金利引上げも限界があるので、「インフレ率の抑制、GDPの改善、銀行セクターの不良債権の処理」を同時に進めていく必要があります。
インフレ率=消費者物価指数(CPI)
トルコ | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
インフレ率 | 7.78% | 11.14% | 16.33% | 17.46% | 14.6% | 36.08% | 64.27% | 64.77% | 64.86 |
インフレ率が低下するとトルコリラ上昇要因になります。
トルコはインフレ率が高い国です。2023年9月を例にすると、1年で51.97%物価が上がります。
つまり、お金の価値が1年後51.97%低くなるのです。
お金を預けていても1年後、お金の価値が51.97%低くなるなら、誰も銀行にお金を預けませんよね?
そのため、金利はインフレ率よりも高くないといけません。
現状は、高いインフレ率が通貨の価値を下げており、トルコリラの下落要因になっています。
利下げ(政策金利を下げる)をするには、インフレ率を改善する必要があるのです。
GDP(国内総生産)
「GDP=その国の経済規模」です。
GDPが伸びれば、経済活動が活発で景気が良くなっていると言えます。
GDPが良いと、海外からの投資や国内での経済活動が活発化します。
つまり、トルコリラが買われる要因になるので、トルコリラ上昇につながります。
リスクはあるけどスワップ(金利収入)は魅力
トルコリラの政策金利は50.0%なので、トルコリラを買うと日本との金利差49.9%をもらえます。
100万円分のトルコリラを買うと、毎年499,000円をもらえる計算です。
金利収入(スワップ)狙いならみんなのFXかLIGHT FXがオススメです。
金利収入はFXではスワップポイントと呼び、実際は政策金利の差額をもらえるのではなく、スワップ市場(短期金利市場)を通して金利差調整額として受け取ります。
*2024年5月17日のスワップポイントで受け取る収入を年利換算すると28.64%です。
政策金利差がそのまま金利収入となるわけではないので、注意が必要です。
トルコリラを買うと実際いくらの利息が貰えるの?
参考【上記はLIGHT FXでトルコリラを買った場合のシミュレーションです】
2024年5月17日の時点で1トルコリラは4.8430円(LIGHT FX)です。
1万トルコリラを買うのに必要な資金は48,430円、年間13,870円もらえるので年間利回りは28.64%です。
レバレッジ 3倍で運用すれば85.92%の利回り、25倍の場合は715.98%の高利回りを狙えます。
715.98%の利回りってすごいね!
預金全部を使ってトルコリラを買おうかな?
レバレッジ25倍で運用すれば715.98%の高利回りだけど、危険なのでレバレッジは3倍程度に抑えて方が良いわよ。
レバレッジ3倍でも85.92%の高利回りだから、十分ね。
レバレッジを使えば購入資金を少なくでき、利回りUP
レバレッジ | 必要資金(1万通貨) | 利回り(年間スワップ13,870円) |
---|---|---|
1倍 | 53,550円 | 28.64% |
3倍 | 17,850円 | 85.92% |
5倍 | 10,710円 | 143.20% |
10倍 | 5,355円 | 286.39% |
25倍 | 2,142円 | 715.98% |
1万トルコリラをレバレッジ25倍で運用すれば、年間715.98%の利回りです!
ただし、高レバレッジ運用は推奨しない。2~3倍で運用するのがベストだ!
高レバレッジだと、ちょっとの為替変動でロスカットされてしまうので注意が必要だ。
レバレッジ3倍でも、年間85.92%の、高利回りです。
金利収益シミュレーター
レバレッジ | 1日当たりのスワップポイント | 30日当たりのスワップポイント | 1年当たりのスワップポイント | 年利 |
---|---|---|---|---|
倍
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円
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円
|
円
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%
|
多くのトレーダーがトルコリラを買っている
大手FX会社の「LIGHT FX」ではトレーダーの87%がトルコリラを買っています。
それだけ、金利収入が魅力的な証拠です。
上から金利は「トルコリラ50.0%、メキシコペソ10.50%、南アフリカランド8.00%」だ。
買いポジションで金利収入を狙うトレーダーが多いいぞ。
もらえるスワップポイントが多いFX会社は?
2024年5月17日現在、FX会社で違いはありますが、10~35円です。
過去の実績から平均して最も多くの スワップポイント をもえるのは、「LIGHT FX」、「GMO外貨」という事が判明。
スワップポイントは日々変動し、FX会社ごとにその変動幅も大きく違います。
スワップ狙いのトレードは長期間買いポジションを維持するので、月平均でスワップが高いFX会社を選ぶ必要があります。
調査結果でスワップポイントの平均値が一番高かったのはLIGHT FXでした。スワップポイントは日々変動するので、購入前に必ず実際にFX会社のホームページで見比べてください。
FX会社別、トルコリラの年間スワップ収入
高スワップの業者を使え!スワップ比較表
トルコリラ投資で利益を出すコツ
- 買う時期をずらして購入する(購入レートの平均化)
- 反発してレートが上がったら売る→下がったら買う
- 反発せずに下がり続けたら、そのまま長期保有で金利収入狙い
トルコリラは基本的に下がっていきますが、途中で一時的な反発が必ずあります。
購入した金額から50銭~1円反発したら売って、その後下がったら買い戻しましょう。
そうすることで、為替差益を得ながら金利収入も狙えます。
一気に買っちゃダメなの?
持ってる資金を全部使ってトルコリラの全力買いをしようと思ったんだけど…。
お前はこの記事で何を学んだんだ?
トルコリラは基本的に下落するから一気に買ってその後暴落したら金利収入より為替差損が上回ってしまうぞ。
「下がったら買う」で分散して買うのがコツだ!そうすれば、購入レートの平均化ができるぞ。
トルコリラ投資の注意点
トルコリラは基本的に為替差損が発生する通貨です。
過去には多くのトレーダーが為替差損で苦しんでいます。2019年はレンジ相場的な動きで為替差損は例年より少なめですが、やはり為替差損は発生しています。
スワップ(金利収入)はオマケと考えて、「上がったら売る、下がったら買い戻す」をしながら為替差益を積極的に狙っていきましょう。
レバレッジは1~3倍程度に抑えながら、為替差益も狙っていくのが賢いトルコリラ投資法です。
一時的な反発を狙い撃ち!為替差益も同時にもらう
高金利通貨は基本的には下落していきます。
ただ、一時的に上昇したり、レンジ相場になったりします。
その一時的な反発を狙って買いを入れて、ある程度上がったら利益確定をします。
上がって売れば為替差益も得られ、上がらずにそのまま下がったら金利狙いで長期保有をします。
トルコリラで利益が出ている人の特徴
- トルコリラが安い時に購入している
- 暴落に合わせて分散し購入し、一時的な反発時に売って為替差益を得ている。
2019年はレンジ相場だったので多くのトレーダーが利益を出したが、2020年以降は多くのトレーダーが為替差損で地獄を見ているぞ。
新興国通貨は基本的に通貨は下げ続けるから注意が必要。安易な買いポジションはNG!
トルコリラで大損した人の共通点
トルコリラの残骸が口座に帰ってきた。
3年間におよび自由を夢見た結果が、‐170万、残高7万円とは・・・
「まずは生き残れ!儲けるのはそれからだ!」
という相場の格言が身に染みる。
トルコリラの購入した時期が悪かったのと、高レバレッジで運用している人は大損しているよ。
金利収入も狙いながら、為替差益も狙わないと危険だね。
トルコリラの為替差損が出そうな時の対処法
売り(両建て)ポジションを持つ
買いと売りのポジションを両方持つことを両建てと言います。
どちらに動いても売りと買い同じ量のポジションを持っているので、為替差損は発生しません。
その後、相場の方向性を見極め片一方を決済して、ポジションを売りか買いのどちらか1つにします。
相場の方向性がわからない、相場の急落や急騰の危険がある時に有効な手段です。
一時的に買いと売りのポジションを持つので、ポジション量が2倍になり、資金も2倍必要です。
また、両建て分、スプレッドが余計にかかり損をします。
一部の買いポジションを決済する
10円台などの高いレートで買ったポジションがあったら一部決済をします。
そして安くなったらトルコリラを買って、購入額の平均化(低下)をします。
買った値段より、高くなったら売って為替差益をもらい、安くなったら買い戻すことにより為替差益を狙いながら金利収入ももらえ、2倍お得です。
ロスカットされた多くのトレーダーは、高い時に買ったトルコリラの為替差損に耐えれなくなって大損しています。
高いレートで買ったポジションが大きな損失を出し続ける場合が多いので、一旦損失を受け入れることも重要です。
トルコリラのお得な買い方はあるの?
トルコリラの下落に合わせて分散してトルコリラを買うことと、スワップポイントを多くもらえるFX会社を使うのが重要です。
また、取引量に応じてキャッシュバックがもらえるFX会社を使うとお得です。
2024年9月の時点でスワップが多くもらえるのはみんなのFXとLIGHT FXです。
- スワップポイントが多くもらえるFX会社を使う
- トルコリラの下落に合わせて、分散して買いポジションを持つ
- キャッシュバックをもらえるFX会社を使う
金利収入を上回る為替差損が出る場合もあるので、購入レートを見極めて、レートが下がった時に分散して購入(ドルコスト平均法)するなど、トレードのルールをあらかじめ決めておくと良いでしょう。
「50銭下がったら1万通貨買い足す」など、分散して購入すると平均購入額を抑えれるのでリスク分散につながります。
トルコリラ投資の手順
- もらえる金利が多いFX会社に口座を開設
- トルコリラ/円を購入
- 決済せずに長期間待つ
- 毎日スワップがもらえるので、ある程度貯まったら投資額を増やし、もらえるスワップを増やす
- FX会社を比較し、もらえるスワップが多いFX会社を使う
- スプレッドは重要ではなく、あくまでスワップを重視
- レバレッジは1~3倍、最大でも5倍程度に抑えて運用する
トルコリラのスワップが高いおすすめFX会社3選
全てにおいて高スワップ! 高金利通貨を買うなら「LIGHT FX」
スワップポイント | ||
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トルコリラ/円 円 | メキシコペソ/円 円 | 豪ドル/円 円 |
スワップポイント | キャッシュバック | |
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南アフリカランド/円 円 | 米ドル円 円 | 円 |
- ほぼ全ての通貨ペアが高スワップ
- トルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランドが特に高スワップ
- 1,000通貨単位対応なので、少額から取引できる
高水準のスワップならLIGHT FXが一番と自信を持って言えます。基本的に全ての通貨で高スワップです。
特に、トルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランドのスワップが高く、金利収入狙いのプロトレーダーに人気!
LIGHT FXはスワップ運用に必須の条件を高水準で備えています!
1,000通貨の少額から始められるので初心者でも安心ですよ。
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スワップ | ||
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トルコリラ/円 円 | メキシコペソ/円 円 | 南アフリカランド/円 円 |
スワップ | キャッシュバック | |
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豪ドル/円 円 | 米ドル/円 円 | 円 |
- 全通貨最安水準のスプレッドながら、高スワップ!
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取引ツールが使いやすく、分析ツールも充実しているので、プロのトレーダーに人気!
低スプレッド(手数料が安い)・高スワップなので欠点がないFX会社といえます。
いろんなFX会社を使った結果、最後はGMOクリック証券に落ち着くトレーダーが多いのが特徴です。
スワップ・低スプレッド!初心者におすすめ「みんなのFX」
スワップポイント | ||
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トルコリラ/円 円 | メキシコペソ/円 円 | 豪ドル/円 円 |
スワップポイント | キャッシュバック | |
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南アフリカランド/円 円 | 米ドル円 円 | 円 |
- 高スワップ・低スプレッド!長期売買にも強い
- 高金利通貨のトルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランドが特に高スワップ
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高スワップで有名!スワップ金利狙いの取引で多くのトレーダーが使ってます。
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人気順!【高金利通貨 TOP3】
- トルコリラ:政策金利50.0%
- メキシコペソ:政策金利10.50%
- 南アフリカランド:政策金利8.00%
【※2024年9月調査】
トルコリラの次にオススメなのがメキシコペソだ。
信用格付けも高く、経済も安定しているので大きな下落が起きにくく、スワップ狙いのトレードに最適だぞ!
高金利通貨は基本的に通貨の価値が下がり、為替差損が発生します。
重要なのは為替差損より、金利収入が多くなるようにすることが重要!
レンジ相場内で上がったら売って、為替差益も積極的に狙っていくのが高金利通貨攻略のコツです。
政策金利の推移
高金利通貨として最も注目を集めているのがトルコリラ!
その金利は50.0%もある上に、為替レートは2007年10月の最高値100.01円から2024年9月現在4.2円前後の歴史的な安値で推移しています。
FXトレーダの多くが高金利通貨であるトルコリラへの投資を加速しています。
トルコリラは金利が一番高いんだね。いくらから投資できるの?
1万通貨でレバレッジ25倍なら、2,142円くらいで取引できるわよ。
高レバレッジは危険だから、資金的には少し余裕をもって取引するのがオススメよ
良い事ばかりではない!トルコリラ為替チャートから見る値動き
主な要因 | 変動率 | 概要 |
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①世界金融危機 | 41%下落 | 2008年10月以降、100年に1度と言われる世界金融危機の影響でトルコリラを含む多くの通貨が暴落 |
②アメリカ国債格下げ | 23%下落 | 2011年8月、格付け会社のS&Pがアメリカ国債をAA+に格下げ。 アメリカ国債は約70年間最上級の格付けを維持してきたため、世界中に衝撃が走り、世界経済は一気に冷え込むことに。 2011年10月には、当時の最安値1トルコリラ=40.25円を記録。 |
③先進国の金融緩和 | 24%上昇 | 2013年前後、日本や欧米による金融緩和の実施の影響で、リスクの高い資産に積極的に資金を振り分けるリスクオンの状態になり、資金が新興国通貨のトルコリラにも流入。 |
④中国経済の景気減速 | 15%下落 | 2015年8月、中国経済の景気減速の影響で、新興国通貨が暴落。 2015年9月には、当時の最安値1トルコリラ=38.99円を記録。 |
⑤トルコ国内のテロ頻発 | 25%下落 | 2015年10月、アンカラで死者100名以上のテロが発生。 それ以降、断続的にトルコ国内でテロが発生。 2017年4月には、最安値1トルコリラ=29.08円を記録。 |
⑥アメリカとの関係悪化 | 50.0%下落 | アメリカがトルコと敵対するクルド人武装勢力を支援したことで、「トルコとアメリカが相互にビザ(査証)発給業務を停止」 という事態に陥り、トルコとアメリカの関係が悪化。 2017年11月には、最安値1トルコリラ=27.93円を記録 |
約12年で1/5にまで下落しているトルコリラですが、表を見るとトルコの経済状況だけではなく、世界経済の状況によって大きな影響を受けているのがわかります。
え?1/5?トルコリラ買った人、地獄じゃん!
確かに今までに金利狙いでトルコリラを買った人は大部分が損をしているわ。
ただ、色んな指標から見てもトルコリラはその実力よりも過小評価されて売られ過ぎって見方が大半を占めているみたいよ
下がるリスクはあるけど、50.0%の金利はやっぱり魅力的だね
トルコリラの見通し まとめ
上記で紹介した「2024年トルコリラの見通し」を読めば、しばらくはトルコリラは下落傾向にあることが分かります。
今回紹介した内容のポイントは、次の通りです。
- トルコリラは中長期的に見通しが悪い(経済も政治も不安定)
- 年間金利収入は23.85%。レバレッジ3倍なら71.56%(2023年10月20日時点。LIGHT FXのスワップから算出)
- トルコリラが下がったら買い、また、下がったら買う、分散購入がオススメ(購入額の平均化)
- トルコリラは基本的に為替差損が発生する
- 安い時に買って、上がったら売り、また安くなったら買い戻せば「為替差益」も得られる
中長期的に見通しの悪いトルコリラですが、高スワップは魅力的です。
リスクはありますが、長期的な保有をするならスワップ収入で為替差損リスクも減らせます。
売買をする際は、ぜひじっくり検討してみてくださいね。
トルコリラの見通しの記事はお役に立ちましたでしょうか?
少しでもこの記事がトルコリラ投資の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
トルコリラの金利 Q&A
- トルコリラの見通しは?
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金利が上がらないので、2024年も見通しは良くないです。向こう1年間のトルコリラの対円相場レンジを4~6円と予想しています(2024年2月25日 FXの歩き方編集部予想)。2024年はトルコリラの下落が予想されます。トルコリラの下落の要因は「2024年トルコリラが危険な5つの理由」で詳しく説明しています。
- トルコリラの金利は何%?1年で金利収入はいくら?利回りは?
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2024年9月時点で金利は50.0%、2024年5月17日時点の1トルコリラは4.843円(LIGHT FX)です。1万トルコリラを買うのに必要な資金は48,430円、スワップは年間13,870円もらえるので、年間利回りは28.64%です。レバレッジ3倍で運用すれば85.92%の高利回りを狙えます。利回りの詳細はコチラを見てください。