FXで約定力が大切な理由は?
約定力の高いFX会社を使うメリットって?
FX会社ごとの約定力を比較したい
といった悩みを解決できる記事を用意しました。
約定力が高い口座を使えばスリッページが発生しにくく、トレーダーにとってはより多くの利益を出しやすくなります。
また約定拒否が起きて損切り注文が通らず、大損するリスクも抑えられます。
そこでこの記事では、約定力とスリッページの関係に触れた上で、約定力を比較して有利なFX会社を探す方法をお伝えします。
記事内容を実践すれば、FX初心者でも約定力の高い口座の必要性が判り、より多くの利益を出せるようになりますよ。
それでは最初に、FXの約定力について解説しましょう。
FXの約定力について簡単に解説!
約定力とはトレーダーの注文レートどおりに約定する力の強さです。
注文レートと約定レートの差が小さかったり、約定拒否が少ない口座は約定力が高いと言えます。
約定力はスリッページと密接な関係があります。
スリッページとは
約定力の大切さについて理解を深めるために、スリッページとは何か知っておきましょう。
スリッページとは注文レートと約定レートの差です。
例えば米ドル円の通貨ペアで100.055円の逆指値買い注文を出し、100.055円で約定した場合はスリッページなしです。
しかし、100.058円で約定した場合は0.003円のスリッページが発生しています。
スリッページが発生することを「すべる」と呼ぶ人もいます。
FXで約定力が大切な理由2つ
FXで約定力が重視される理由は以下2つです。
特に約定力が低い口座を使うと、損切りの場面で大損するリスクが高まるので注意しましょう。
- 利益の確保
- 損失の回避
①利益の確保
1点目はなるべくたくさんの利益を確保することです。
というのも、スリッページが不利な方向に生じると、利益が減るからです。
米ドル円を100.050円で買って100.150円で利確した場合、利幅は0.1円ですね。
スリッページが発生して購入レートが100.055円になると、100.150円で決済しても利幅は0.095円に減ってしまいます。
1回の取引ではわずか0.005円の差ですが、取引量と取引回数が増えるにつれてこの差はどんどん大きくなります!
②損失の回避
2点目は損切り注文をなるべく通りやすくして、損失を防ぐためです。
1米ドル円=100.000円で買った1万通貨のポジションに対し、損失を1万円に抑えるために99.000円の損切り注文を出したとします。
約定力が低いとスリッページが発生して、約定レートが98.995円など99.000円よりも不利なレートになり、1万円以上の損失が出るんですね。
最悪の場合、約定拒否が発生して損切り注文が無効になり、ロスカットされるまで相場の下落に気づかないケースがあるので気をつけましょう。
約定力が高いFX会社を使うメリット
約定力が高いFX会社を使うと以下2つのメリットがあります。
スキャルピングをしない方でも、大損を防げるのがメリットです!
- スキャルピングで稼ぎやすい
- 相場が急変しても安心
①スキャルピングで稼ぎやすい
スキャルピングは短時間の取引を何度も繰り返して、0.1pips単位の小さな利益を狙う取引スタイルです。
取引回数が多いのでスリッページが発生するほど利益が削られ、不利になります。
スキャルピングで稼ぐなら、約定力が高くスキャルピング公認のヒロセ通商がおすすめです!
②相場が急変しても安心
約定力が高いと、相場が急変しても損切り注文が約定拒否されにくいので安心です。
約定力を公表していないFX会社を使うときは、許容スリッページを広く設定しましょう。
許容スリッページとは、何pipsまでのスリッページなら約定を認めるかの範囲です。
損切り注文は相場の急変に備えて広く約定させた方が安全なので、許容スリッページを広く設定して約定の可能性を高めておきましょう。
FX会社別!約定力比較一覧
約定力が高いFX会社の選び方
約定力が高いFX会社は次の2つの基準で選ぶといいですよ。
- サーバーが強い
- カバー先の金融機関が多い
各ポイントを詳しく見ていきましょう。
①サーバーが強い
1点目はサーバーの強さです。
サーバーが強ければトレーダーの注文が集中しても処理の遅延が起きにくく、その結果約定力が高くなります。
サーバーの強いFX会社としては、マネーパートナーズや外為オンラインがおすすめです!
②カバー先の金融機関が多い
カバー先の金融機関が多いとトレーダーの注文レートに近いレートで約定しやすくなります。
理由はカバー先が多いほど、トレーダーの注文に対するカバーレートを提示してくれる金融機関が増えるからです。
FX会社は自社の損失を防ぐために、トレーダーの注文レートとカバーレートが一致した時しかトレーダーの注文を約定させたがらないんですね。
ちなみにカバー先が多いFX会社としては以下3社が挙げられます。
特にヒロセ通商の約定力の高さはトレーダーの間で定評があります!
FX会社の約定力を徹底比較!まとめ
上記で紹介した「約定力の高いFX会社の選び方」を実践すると、今後は注文レートに近いレートで約定させやすくなり、スリッページの発生を気にせず取引できます。
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
- 約定力が高い口座を使えば、利益を確保し損失を防ぎやすくなる
- 特にスキャルピングで稼ぐには約定力が高い口座を使ってスリッページを抑えるのが大切
- サーバーが強く、カバー先の金融機関が多いFX会社がおすすめ
FXではスプレッドだけでなくスリッページもトレーダーにとってはコストになります。
スプレッドが低くても、スリッページが多いとトータルのコストが大きくなってしまうので、約定力が高い口座を使ってコストを抑えましょう!