ファンダメンタルズってどんな意味?
ファンダメンタルズ分析で重要な情報はなんだろう?
どんなものを情報源にすればよいか教えて!
この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。
FXに出てくる難しい専門用語や分析・取引などの手法。その意味や必要性を理解していないと、自分で使うときに困ってしまうものです。
こんにちは!FXの歩き方編集部の河野です。
FX歴10年を超える私も、未だに勉強の日々。難しいことは放置したいのは山々なんですが・・・。
そこでこの記事では、ファンダメンタルズの意味や使い方、必要な情報とその入手先、勉強方法、注意点まで、初心者でも理解できて実践に取り入れられるように、なるべくわかりやすく解説していきます。
【どんな意味?】ファンダメンタルズとは
「ファンダメンタルズ」とは、国や企業の経済状態を示す指標のことです。
「経済の基礎的条件」と訳され、下記のデータから経済状態を読み取ることができます。
- 国:経済成長率(GDP)、雇用統計、物価上昇率、財政収支など
- 企業:業績(売上高)、財務状況(負債)、財務の健全性、資産など
ファンダメンタルズは株や為替の動向を予想する基礎的なデータで、特に中長期運用を行うトレーダーにとって重要です。
FXに必要な2つの分析手法
トレードを行うには相場分析が必要ですが、FXにおける分析手法は次の2種類があります。
- ファンダメンタルズ分析
- テクニカル分析
どちらも相場を正しく分析するうえで重要なので、しっかり覚えておきましょう。
ファンダメンタルズ分析とは?
ファンダメンタルズ分析とは、国の経済状況や政治動向などをもとに為替相場を予想する分析方法です。
ファンダメンタルズはすぐに相場へ影響しないものが多いですが、相場の大きな流れを読むことができます。
そのため中長期運用の場合は、きちんとファンダメンタルズ分析を行うことが必要です。
たとえば発表される経済指標や要人発言などの情報をこまめにチェックし、相場の動きに備えられるようにすることが重要です。
テクニカル分析とは?
テクニカル分析とは、チャートの値動きから相場を予想する分析方法です。
短い時間足でも頻繁に売買サインが出るため、スキャルピングやデイトレードなどの短期トレードに向いています。
テクニカル分析は移動平均線やボリンジャーバンド、MACD、RSIといったテクニカル指標を用いて行い、その組み合わせは様々。
自分にとって使いやすい組み合わせを見つけることで、より相場を分析しやすくなります。
ファンダメンタルズとテクニカルで分析の精度が上がる
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を併用すれば、相場予想の精度が上がります。
なぜなら両方の分析で相場の流れを読めば、売買を柔軟に判断できるようになるからです。
たとえばファンダメンタルズ分析での相場の流れが「買い方向」で、テクニカル分析での売買サインも「買い」だった場合、方向が一致しているため買いトレードの勝率が上がります。
ファンダメンタルズ分析での相場の流れが「買い方向」で、テクニカル分析での売買サインは「売り」だった場合、方向が一致していないため売買を控えたり取引量を減らすなどの対応ができます。
中長期ならファンダメンタルズをメインに、短期ならテクニカルをメインに、それぞれどちらも行えるようになるとGood!
FXのファンダメンタルズ分析で重要な3つの情報
ファンダメンタルズ分析で重要な情報は、次の3つです。
- 米国の経済指標
- 各国の金融政策
- 各国の経済指標・要人発言
それぞれ詳しく見ていきましょう。
米国の経済指標
FXでもっとも重要なのは、米国の経済指標です。
なぜなら、米国の通貨である米ドルは基軸通貨であり、為替相場への影響がもっとも大きいからです。
ただし、経済指標は細かく分けると次の6つの分野があり、それぞれ相場への影響度が異なります。
- 雇用統計
- GDP・小売売上高
- PPI・CPI
- 住宅
- 生産
- 貿易収支
これから各指標の影響度と共に内容を解説するので把握しておきましょう。
(※影響度は星の数で表し、最高で3つです)
①雇用統計
分野 | 名称 | 発表機関 | 発表 | 影響度 |
---|---|---|---|---|
雇用統計 | 非農業部門雇用者数 | 労働省 | 毎月第1金曜日 22時30分 | ★★★ |
失業率 |
米国の経済指標の中で、為替市場がもっとも注目するのが雇用統計です。
なぜなら、為替相場や今後の景気動向へ大きな影響があるからです。
雇用統計で注目すべきなのが、非農業部門雇用者数と失業率。
非農業部門雇用者数は金融・経済政策を左右するほどの重要指標で、失業率は景気の動向へダイレクトに反映されやすい特徴があります。
②GDP・小売売上高
分野 | 名称 | 発表機関 | 発表日 | 影響度 |
---|---|---|---|---|
景気 個人消費 | GDP | 商務省 | 毎月25日前後 22時30分 | ★★★ |
小売売上高 | 毎月第2週 22時30分 |
GDP・小売売上高も、雇用統計と同じくらい重要です。
その理由は、米国経済全体の景気や個人消費の動向がわかるからです。
たとえば実質GDPの伸び率がプラスなら経済良好、マイナスなら経済悪化と判断できます。
また小売売上高はGDPの約7割を占める個人消費の動向を表しており、景気全体に与える影響が大きいです。
GDPは速報値、改定値、確報値の3回に分けて発表されるが、為替市場では速報値の注目度が高いぞ。
③PPI・CPI
分野 | 名称 | 発表機関 | 発表日 | 影響度 |
---|---|---|---|---|
物価 | PPI | 労働省 | 毎月15日前後 22時30分 | ★★ |
CPI |
続いて影響度が高いのは、PPI(生産者物価指数)とCPI(消費者物価指数)です。
なぜなら、これらは中央銀行も特に注目する指標で、金利動向に直接かかわるものだからです。
たとえば物価が上昇しインフレが進むと、インフレ進行を制御するために金利が引き上げられる可能性が高くなります。
逆にデフレのときは消費が減るため、金利が引き下げられる可能性が高くなります。
インフレとはモノの値段が上がり続ける状態のことで、モノの値段が上がると通貨の価値が下がることになります。
デフレとはモノの値段が下がり続ける状態のことで、モノの値段が下がると通貨の価値は上がることになります。
④住宅
分野 | 名称 | 発表機関 | 発表日 | 影響度 |
---|---|---|---|---|
住宅 | 住宅着工件数 建築許可件数 | 商務省 | 毎月第3週 22時30分 | ★★ |
新築住宅販売件数 | 毎月下旬 24時 | |||
中古住宅販売件数 | 全米不動産協会 | 毎月下旬 24時 | ||
S&Pケースシラー 住宅価格 | S&P社 | 毎月最終火曜日 |
住宅に関する経済指標も注目度が高いです。
なぜなら、住宅市場は世界の景気にも影響を与えるからです。
たとえば有名な「サブプライム・ショック」は米国の住宅バブル崩壊によるもので、世界的な経済危機になりました。
住宅に関する指標で注目すべきなのは次の4つで、景気や金融政策に大きく関わってきます。
- 住宅着工件数/建築許可件数:金利の低下により住宅着工が増えると景気を押し上げる効果がある
- 新築住宅販売件数:景気変動に対して先行性が高い
- 中古住宅販売件数:景気変動に対して先行性が高い
- S&Pケースシラー住宅価格:個人消費に大きな影響を及ぼす住宅価格動向を示す
⑤生産
分野 | 名称 | 発表機関 | 発表日 | 影響度 |
---|---|---|---|---|
生産 | ISM製造業景気指数 | 全米供給管理協会 | 毎月第1営業日 24時 | ★★ |
ISM非製造業景気指数 | 毎月第3営業日 24時 | |||
耐久財受注 | 商務省 | 毎月25日前後 22時30分 | ||
鉱工業生産指数 | FRB | 毎月15日前後 23時15分 | ||
フィラデルフィア 連銀製造業景況指数 | S&P社 | 毎月第3木曜日 24時 |
生産に関する経済指標も重要です。
なぜなら、生産における製造業と雇用の関係は強く、米ドルレートは製造業の雇用と製品の生産量に大きな影響を与えるからです。
たとえば米国では自動車不況の際に大規模なリストラが行われ、多くの雇用が失われました。
生産に関する経済指標で注目すべきなのは次の5つです。
- ISM製造業景気指数:50%を上回ると景気拡大、下回ると景気後退と判断できる
- ISM非製造業景気指数:50%を上回ると景気拡大、下回ると景気後退と判断できる
- 耐久財受注:数値が上昇すると景気向上と判断され、ドルが買われやすくなる
- 鉱工業生産指数:月次で速報性があり景気動向を把握できる
- フィラデルフィア連銀製造業景況指数:ISMや雇用統計の先行指標
⑥貿易収支
分野 | 名称 | 発表機関 | 発表日 | 影響度 |
---|---|---|---|---|
貿易 | 貿易収支 | 商務省 | 毎月10日前後 | ★ |
貿易収支も為替相場に影響します。
なぜなら、通貨高・通貨安に関係する指標だからです。
貿易収支とは輸出額と輸入額の差のことで、輸出が輸入を上回れば貿易黒字、逆なら貿易赤字となります。
一般的に通貨高になると輸入が増え、通貨安になると輸出が増えます。
各国の金融政策
ファンダメンタルズ分析を行ううえで、次の国の金融政策もチェックしましょう。
- アメリカ(FOMC)
- ユーロ圏(ECB)
- イギリス(BOE)
- オーストラリア(RBA)
- ニュージーランド(RBNZ)
- カナダ(BOC)
- スイス(SNB)
- 日本(日本銀行)
これら主要国の政策金利は景気にも大きな影響を及ぼし、その国の経済を見通すうえで重要な指標となります。
ほとんどの主要国が低金利ですが、金利の動向は為替相場にも深く関係しているため、その転換時期が注目されています。
各国の経済指標・要人発言
米国以外の経済指標も知っておきましょう。
特にユーロ圏(ECB)の政策金利は、米ドルに次いで2番目に取引量の多いユーロ相場に大きな影響を与えるので重要です。
ドイツのIFO景況感指数もユーロ圏全体の景気を測る指標として注目されています。
また、金融政策発表後の要人発言にも注意を払いましょう。
たとえばパウエルFRB議長やドラギECB総裁などのサプライズ発言により、相場が大きく乱高下することもあります。
中央銀行総裁の記者会見や講演などのスケジュールは、前もって確認しておこう。
FXのファンダメンタルズ分析に必要な3つの情報源
ファンダメンタルズ分析の材料を入手できる情報源は、次の3つです。
- 専門サイト
- テレビ・新聞
- FX会社の為替ニュース
正確な情報を得るために情報源の確保を行いましょう。
専門サイト
経済情報を入手するのにおすすめの専門サイトは、次の2つです。
- Bloomberg(ブルームバーグ)
- ロイター
Bloombergは経済や金融情報の配信などを行うアメリカの大手情報サイトです。
経済ニュース全般を入手することができるため、大半のFXトレーダーが読んでいます。
ロイターはイギリスのロンドンに本社を置く通信社の情報サイトです。
為替ニュースが豊富であり、更新頻度が高く、ファンダメンタルズ分析の材料を集めるのにピッタリです。
為替相場は株や債券などの影響も受けるが、そんな情報を網羅的に入手できるのが上記のサイトだ!
テレビ・新聞
テレビや新聞でもファンダメンタルズ分析の材料となる情報を入手できます。
政治や経済の情報がまんべんなく入ってくるため便利です。
また、一次情報に人の手が加えられて発信されているため、初心者にも比較的わかりやすく伝わるメリットがあります。
新聞に関してはインターネットで読めることも多いので、専門サイトとあわせて活用すると良いでしょう。
FX会社の為替ニュース
トレーダーにとってもっとも身近で手軽に情報収集できるのが、FX会社の為替ニュースです。
なぜなら、ほとんどのFX会社で為替ニュースを提供しているからです。
経済指標や政治情報などの速報が配信されるため、素早く正確な情報を入手できます。
またFX会社の提供する経済指標カレンダーを見れば、様々な経済指標が発表されるスケジュールをおさえることもできます。
ファンダメンタルズ分析がしやすいFX会社3選
では、為替ニュースや経済指標カレンダーなどの情報収集がしやすいFX会社を3社紹介します。
全通貨スプレッド最安水準! デイトレに強い「GMOクリック証券」
- 全通貨最安水準のスプレッド!デイトレに最適
- 38種類のテクニカル指標があり、分析ツールが充実
- デイトレもスワップ狙いの売買も対応可能
取引ツールが使いやすく、分析ツールも充実しているので、プロのトレーダーに人気!
さらに低スプレッド・高スワップなので欠点がないFX会社といえます。
いろんなFX会社を使った結果、最後はGMOクリック証券に落ち着くトレーダーが多いのが特徴です。
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スプレッド | 取引タイプ | 取扱通貨ペア |
---|---|---|
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---|---|---|
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FXのファンダメンタルズの勉強方法は?
ファンダメンタルズについて勉強する方法は、次の3つです。
- 本で学ぶ
- FX専門サイトで学ぶ
- セミナーに参加する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
本で学ぶ
FXの専門書籍なら、具体的に学ぶことができます。
なぜなら、プロトレーダーや為替の専門家が書いているからです。
FXの書籍は入門編~実践編まで様々な種類があるので、自分のレベルに合った本を読みましょう。
本を選ぶ際は、目次でファンダメンタルズについての項目があるかどうか確認してから購入しよう。
FX専門サイトで学ぶ
FX専門サイトで学ぶのも良いでしょう。
PCやスマホで気軽に読めるので、すぐに必要な情報を入手できるメリットがあります。
ただし、サイトによっては誤った情報や根拠のない情報が書かれている場合があるので注意が必要です。
トレーダーが記事を書いていたり、プロが監修しているサイトであれば信頼性があるので、執筆者や運勢者情報を確認しましょう。
セミナーに参加する
FX会社のセミナーに参加するのもおすすめです。
なぜなら、プロトレーダーやメガバンクのディーラー、経済エコノミストなど為替の専門家による解説を聞けるからです。
会場セミナーだけでなく、オンラインで参加できるものも多いので安心。
また、セミナーのアーカイブを視聴できるFX会社も多いので、予習や復習をすることもできます。
ファンダメンタルズ分析はFXに必要ない?
ファンダメンタルズ分析は不要ではありません。
なぜなら、偏った分析では相場予想の材料が不十分になる場合があるからです。
たとえば、テクニカル分析はダマシが多いですし、ファンダメンタルズ要因は確実でないものがあります。
つまり、より正確に相場を予想するためには、どちらの分析手法も必要なんです。
テクニカル分析しか行わないトレーダーがいるのも事実だが、両方の分析を行って相場の方向性や節目を見つければ、確率が高い方のポジションを持つことができる。
ファンダメンタルズ分析は織り込み済みに注意
ファンダメンタルズ分析を行い際は、織り込まれ過ぎている場合に注意が必要です。
なぜなら、ポジション調整により反対の動きが見られることがあるからです。
重要な経済指標や金融政策の発表、要人発言などが、すでに為替市場に予想として広がった状態のことです。
結果が予想通りだった場合、相場が上昇することはほとんどなく、トレードしても利益になりません。
たとえば織り込まれ過ぎている場合、経済指標が発表された時点で反対に動くことが多いです。
そのため、予想が出たころの為替相場と経済指標発表前の為替相場を比較し、織り込み済みの度合いを確認するようにしましょう。
予想と指標発表前の変化が大きいほど、織り込み済みの度合いが高いということになるぞ!
ファンダメンタルズ分析をつかった2つのトレード手法
最後に、ファンダメンタルズ分析をつかった2つのトレード手法を紹介します。
自分のトレードスタイルに合わせて参考にしてみてくださいね。
手法① 大きな相場の流れを読んで中長期運用
記事の前半でも紹介したように、ファンダメンタルズ分析は中長期運用で効果を発揮しやすいです。
なぜなら、長期的な相場のトレンドを把握することができるからです。
たとえば中長期運用をする場合、ファンダメンタルズ分析で相場の流れを把握し、テクニカル分析で売買ポイントを決める方法があります。
スワップ運用や大きな利幅を狙ったトレードをするのに適した方法です。
手法② 経済指標の発表時に短期売買
重要な経済指標の発表前後はチャンスです。
なぜなら、相場にすぐ反映され、大きな値動きを狙うことができるからです。
たとえば米雇用統計などの重要指標は、発表後に値動きが激しくなりやすく、短期的に大きな利益を得ることができます。
あらかじめ指標発表のタイミングを把握しておき、指標発表後に値動きを利用して短期売買を行う方法です。
FXのファンダメンタルズ分析 まとめ
今回はFXのファンダメンタルズ分析について紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事で紹介した「重要な3つの情報」を読めば分析に必要な材料が何かわかり、「3つの情報源」を確保することで、ファンダメンタルズ分析を実践に取り入れることができますよ。
最後に今回の内容をおさらいしましょう。
- ファンダメンタルズとは国や企業の経済状態を示す指標のこと
- ファンダメンタルズ分析とは国の経済状況や政治動向などをもとに為替相場を予想する分析方法
- FXでもっとも重要な情報は米国の経済指標
- 分析の材料となる情報源は専門サイトやテレビ・新聞、FX会社の為替ニュース
- FXではテクニカルとファンダメンタルズどちらも重要
初心者にとっては、ファンダメンタルズ分析は難しいものです。
しかし、各国の経済ニュースや政治動向を日常的に確認することを続けていれば、理解が深まっていきますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
FXのファンダメンタルズ分析 Q&A
- ファンダメンタルズってなに?
-
「ファンダメンタルズ」とは、国や企業の経済状態を示す指標のことです。
「経済の基礎的条件」と訳され、経済成長率(GDP)、雇用統計、物価上昇率、財政収支などのデータから経済状態を読み取ることができます。
「ファンダメンタルズ分析」とは、そんな国の経済状況や政治動向などをもとに為替相場を予想する分析方法です。
- ファンダメンタルズ分析で重要な情報は?
-
ファンダメンタルズ分析で重要な情報は、次の3つです。
・米国の経済指標
・各国の金融政策
・各国の経済指標、要人発言【詳しくは、記事内の「FXのファンダメンタルズ分析で重要な3つの情報」で解説しています。】
- どんなものが情報源になるの?
-
ファンダメンタルズ分析の材料を入手できる情報源は、次の3つです。
・専門サイト
・テレビ、新聞
・FX会社の為替ニュース【詳しくは、記事内の「FXのファンダメンタルズ分析に必要な3つの情報源」で解説しています。】