FX初心者は、どんな失敗をするのかな?
失敗しないための対策も教えて!
初心者はどうやってFXを始めればいい?
この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。
こんにちは!FXの歩き方編集部の河野です。
この記事では、FX初心者がやりがちな失敗のパターンを20にまとめ、それぞれの対策も紹介します。
また、失敗しないためのFXの始め方や、おすすめの勉強方法、初心者向けの口座も紹介しますので、ぜひご覧ください。
この記事に書いてあることを学べば、大失敗を避けながら、徐々に利益を出せるようになりますよ。
まずはFXについて復習!
FXは「Foreign eXchange」の略です。
日本語で「外国為替証拠金取引」といい、通貨と通貨をトレードして利益を得る投資方法。
FXには下記の特徴があり、他の投資方法に比べて投資初心者でも始めやすい利点があります。
- 平日24時間トレードできる
- 少額(4千円程度)から始められる
- 外貨預金や株式投資に比べて手数料が安い
- インターネット環境があればどこでもトレードできる
- 最大25倍のレバレッジがかけられる
そこで気になるのがFXで勝っている人・負けている人の割合ですよね。
金融先物取引業協会のデータによると、利益を出しているトレーダーが60.3%、損失を出しているトレーダーが39.7%となっています。
初心者の9割は負けると言われている
あれ?勝っているトレーダーの方が多いのね。
9割が負けると聞いたことがあるけど、それはウソなの?
いやいや、そんなことはないんです。
先述したデータはFX経験が1年以上~5年以上のトレーダーが81.4%を占めていて、1年未満~1ヵ月未満の割合はたったの18.6%。
FXトレーダー兼YouTuberのJINさんの見解では、初心者の70~90%が負けているようです。
では次の項目で、なぜ初心者の90%が負けてしまうのか、その失敗例を見るとともに対策も学んでいきましょう。
FX初心者の失敗20選とその対策
FX初心者の失敗を20個にまとめてみました。
- FXの勉強をしない
- FX会社選びがテキトー
- 生活費を使ってしまう
- 資金管理を怠る
- 高レバレッジによるトレード
- 証拠金維持率が低い
- 感情に左右される
- ギャンブルトレード
- ポジポジ病
- トレードルールを作っていない
- 通貨ペアの特徴を知らない
- 誤った情報収集
- トレードに根拠がない
- ポジションを翌日に持ち越す
- ファンダメンタルズ分析をしない
- 損切りをしない
- 利確タイミングが早い
- 得意なテクニカルを持っていない
- 海外口座を使う
- 取引ツール詐欺に遭う
「こんなに失敗例があるのか!」と不安になるかもしれませんが、対策も詳しく紹介しますので一つ一つゆっくり見ていきましょう。
FXの勉強をしない
FXの勉強をせずにトレード始めると、大失敗するのがオチです。
なぜなら、勉強をしないで始めるのギャンブルトレードは、必ず退場することになるからです。
正しいトレードの仕方を知らなければ、むやみに危険なトレードをしてしまうことになります。
まぐれで1,2回は勝てるかもしれませんが、継続して勝ち続けるのは不可能でしょう。
勉強せずに受験に受かるだろうか?
練習せずに試合で勝てるだろうか?
FXも同じだぞ。
知識を学び、デモトレードで練習
この失敗例の対策として、まずは基礎知識から学んでいきましょう。
専門用語やFXの仕組み、注文方法や分析方法など、覚えることはたくさんありますが、焦らずしっかり勉強してくださいね。
一通り知識を学んだら、次は練習です。
FXには「デモトレード」といって、お金をかけずにトレードの練習ができる機能があります。
そこで学んだ知識と照らし合わせながら、FXの練習をしてみてください。
FX会社選びがテキトー
どのFX会社を使うのかも大切で、テキトーに選ぶと失敗する原因になります。
自分に合ったFX会社でないと、スムーズにトレードできなかったり、無駄な損失を招く可能性があるからです。
たとえば取引ツールが使いにくいと、自分の思ったタイミングで注文を発注できなかったり、誤操作を起こしてしまうことがあります。
またFX会社によってスプレッドが様々ですが、スプレッドが広いと無駄にコストがかかってしまいます。
各社のサービス内容を入念にチェック
自分のトレードスタイルに合っているのはどのFX会社なのか、各社を入念にチェックして比較しましょう。
その中から一番自分に合っていると思うFX会社を使うのが対策になります。
チェックすべき項目は、下記を参考にしてみてくださいね。
- コスト(スプレッド・手数料)の安さ
- 少額で始められるかどうか
- 取引ツールが使いやすいか
- デモトレードが可能か
- スワップポイントが高水準か
- サポート体制が充実しているか
- セミナーを実施しているか など
取引ツールの使いやすさについては、デモトレードで確かめられるぞ!
迷ったら、スプレッドが安いFX会社を選ぶと、コストが安く抑えれるのでオススメだ!
生活費を使ってしまう
生活費を使ってFXを行うのも、大失敗の原因です。
本来生活するためのお金をFXで使ってしまうと、精神に大きな負担がかかるからです。
無くすと生活できなくなるお金なので、失うことの恐怖心やプレッシャーから正常な判断ができなくなり、結果大損してしまうんです。
FXは精神面が影響する世界。冷静さを欠くようなことはしてはいけません。
余裕資金のみFXに使う
FXに使うお金は、くれぐれも余裕資金のみにてください。
そのお金がなくなってしまったら、潔くトレードから手を引きましょう。
そもそも投資にまわせるお金がないのなら、FXは行わない。
ちなみにFXをしていて余裕資金がなくなってしまうのは、トレードの仕方が悪いからだ。
そんなときは一旦トレードから離れ、冷静になってなにを改善すべきなのか考えるようにしよう。
資金管理を怠る
FX初心者が失敗する大きな原因のひとつ、それが資金管理です。
なぜなら資金管理はリスク管理に繋がるため、これを怠るのはリスクを無視しているのと同じだからです。
たとえばFXで失敗するトレーダーの多くは、損切りできないことが原因となっています。
損切りができないと許容リスク(どれだけの損失額を許すか)も定まらず、際限なく資金は減っていくことになります。
損失額は資金の2%以内にする
資金管理において重要なポイントは、次の4つ。
- 許容リスク
- 勝率
- ストップロス
- 損益の比率
この中でも①許容リスクをコントロールする「2%ルール」が、初心者にもわかりやすい管理方法だと思います。
「2%ルール」は、1回のトレードでの損失額を投資資金の2%以内に抑えることなので、計算も簡単です。
たとえば10万円の資金でトレードするなら、含み損が2千円になったら損切りを行うのだ。
詳しくは下記の記事でも紹介しているので、あわせて読んでみてくれ。
高レバレッジによるトレード
FX初心者が高レバレッジでトレードすると、高確率で失敗します。
なぜなら、レバレッジは高くすればするほど、為替変動の影響が大きくなるからです。
たとえば、下記はレバレッジごとの余力を示した表だが、レバレッジが高いほど余力が少なくなっているのがわかるだろう。
【レバレッジ シミュレーション】 資金:10万円 ドル/円のレート:100円 買いポジション | |||
---|---|---|---|
レバレッジ | 1回の取引量(ロット数) | ロスカットライン | 余力 |
1 | 1,000通貨 | 0 | 96,000円 |
3 | 3,000通貨 | 69.445円 | 88,000円 |
5 | 5,000通貨 | 83.334円 | 80,000円 |
10 | 10,000通貨 | 93.750円 | 60,000円 |
15 | 15,000通貨 | 97.223円 | 40,000円 |
25 | 25,000通貨 | 100円 | 0円 |
*レバレッジは1~3倍が安全。最大でも10倍までに抑えましょう。 |
FXでは資金の余裕がなくなると強制決済される、ロスカットと呼ばれるシステムがあります。
レバレッジを高くしてしまうと、ロスカットされるリスクが大きくなってしまうんです。
原則レバレッジは3倍まで
レバレッジは1~3倍までに抑えてトレードするのが原則です。
3倍までに抑えていれば、資金にもあるていど余裕ができて、ロスカットされるリスクが軽減できます。
どうしても3倍以上のレバレッジでトレードしたい場合は、最高10倍まで。
証拠金維持率が低い
証拠金維持率が低い状態でトレードするのも、失敗の元です。
これはレバレッジと関係しているのですが、証拠金維持率が低い状態でのトレードも、ロスカットされやすくなります。
証拠金維持率とは、時価評価総額(トレードにおける含み損益を計算に入れた資金全額)に対する、必要証拠金(トレード自体に必要な最低資金)の割合のことです。
【証拠金維持率=時価評価総額÷必要証拠金×100】で計算できます。
レバレッジ (ドル/円のレートが100円と仮定) | 必要証拠金 | 証拠金維持率 |
---|---|---|
1倍 | 1,000,000円 | 2,500% |
2倍 | 500,000円 | 1,250% |
5倍 | 200,000円 | 500% |
10倍 | 100,000円 | 250% |
25倍 | 40,000円 | 100% |
上記の表で示している通り、レバレッジを高くすると証拠金維持率は低くなるのだ。
証拠金維持率は250%以上を保つ
証拠金維持率は、250%以上をキープするようにトレードしましょう。
250%以上でトレードしていれば、レバレッジを10倍以下に抑えられます。
FX会社の多くでは、証拠金維持率が50%、または100%を下回るとロスカットが執行されるようになっています。
レバレッジ10倍なら証拠金維持率250%、レバレッジ3倍なら証拠金維持率833%なので、この基準を参考にしてくださね。
感情に左右される
FX初心者にありがちなのが、感情に影響されてしまう失敗です。
感情に影響されると無理なトレードをしてしまい、結果的に大損してしまいます。
たとえば、損失が出ているときに負けを取り戻そうと、より大きな金額でトレードしてしまう。
損失が出ていることにより、ムキになって感情的なトレードをしてしまうんですね。
休む勇気をつけよう
もしトレードしていて自分が「感情的になっているな」と思ったら、おもいきって休みましょう。
一旦冷静になる時間を作ってから、今後の戦略を考えるのが良いと思います。
たとえば「その日のトレードで3回負けたら休む」など、自分なりに決めごとを作っておくのがオススメです。
「休むも相場なり」という格言がある。
冷静に相場を見直すために休むことも大切なのだ。
ギャンブルトレード
ギャンブルトレードも初心者にありがちな失敗。
根拠もなく感覚でトレードしていても、勝ち続けることはできません。
ギャンブル感覚になってしまうのは、FXが「上がるか下がるか」を予想する2択だからでしょう。
運任せのトレードだけで成功している投資家がいるのなら、俺も会ってみたいものだ。
投資としての意識を!
FXを「投資として行っているんだ」という意識を持つことが大事です。
利益を出しているプロのトレーダーは、必ずテクニカル分析を行っています。
相場を分析することで勝率を上げ、利益を積み上げているんです。
FXを行う際は必ず相場分析を行い、勝つ根拠のあるときにトレードしましょう。
ポジポジ病
FX初心者の大きな失敗の原因でもある「ポジポジ病」には、十分に気を付けてください。
なぜなら、無駄なトレードが増えて損失も大きくなるからです。
ポジポジ病とは、むやみに多くのポジションを持ってしまう(トレードしている)状態のこと。
ひとつひとつのトレードに根拠がないうえに、管理もしにくくなってしまいます。
そのため無駄な損失が増え、大失敗へとつながるんです。
我慢できる忍耐強さを身につける
いくら稼ぎたくても、チャンスの到来まで我慢です。
お金を増やしたくてFXを始めた気持ちはわかりますが、1度に大きく稼ぐことよりも「徐々に利益を積み上げる」ことを意識してくださいね。
FXで成功するのなら、ひとつひとつのトレードが大切。
チャンスが来るまではトレードを控えることも、失敗しないためのコツです。
トレードルールを作っていない
FXを行うのなら、トレードルールを作らないと失敗します。
なぜなら、トレードルールの構築は資金管理やリスク管理にもつながるからです。
たとえば、利益が出たとき、損失がでたときに、なぜそうなったのかわからない。
このようなトレードになってしまうのは、明確なルールがないからなんです。
マイルールを厳守する
人に説明できるくらい明確なトレードルール(マイルール)を作りましょう。
そしてルールを作ったら、それを厳守して淡々とトレードすること。
たとえば損切りポイントや利確ポイントを決めていても、チャートに翻弄されて変えていては、ルールが機能しません。
自分なりのルールだからと言って簡単に破るのではなく、守り切ることが大切です。
通貨ペアの特徴を知らない
トレードする通貨ペアの特徴を知らないと、失敗しやすくなります。
なぜなら、通貨ペアごとに動きやすい時間帯や1日あたりの変動幅が異なるからです。
たとえば米ドル/円でトレードしていた人がポンド/円に変えてトレードすると、値動きの違いに戸惑い、上手くエントリーや決済ができないでしょう。
また、メジャーな通貨ペアとマイナーな通貨ペアでは、安定性も異なります。
トルコリラやメキシコペソ、南アフリカランドなどの高金利通貨の場合は、安定性が低いため取り扱いには十分な注意が必要です。
通貨ペアの特徴を知り、扱いやすいものを選ぶ
まずは、通貨ペアごとの変動幅と動きやすい時間帯を覚えましょう。
FX初心者の場合、値動きが比較的に穏やかな時間帯(8時~16時)から徐々に慣れていくのがよいでしょう。
また、トレードする通貨ペアは安定性の高いメジャーな通貨ペアを選ぶのがオススメです。
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- 英ポンド/円
- 豪ドル/円
- NZドル/円
誤った情報収集
FXでは情報が重要ですが、誤った情報収集をすると失敗します。
なぜなら、世の中にあふれている情報の中には、テキトーなものや古いものも多いからです。
たとえばSNSやインターネットに情報を載せている場合、実際にはFXで成功していない人が書いていることがあります。
また、情報の鮮度がなく、過去には有効だったものが現在では通用しないこともあるんです。
信頼できる情報のみ参考にする
情報収集において重要なのは、信頼性と鮮度です。
実際に儲かっているトレーダーや証券会社などの、為替のプロの情報を参考にするとよいでしょう。
そして常に最新の情報を集めるようにすると、今後の戦略を練るのに役立てることができます。
トレードに根拠がない
早く稼ぎたいからと言って、なにも考えずにトレードしてしまうと失敗します。
なぜなら、トレードに勝てる根拠がないからです。
「下手な鉄砲も数撃てば当たる」と考えてしまう方もいるかもしれませんが、それでは効率も悪いし勝ち続けることもできません。
根拠がないのに無理やりエントリーすると、先ほど紹介したようなギャンブルトレードになってしまいます。
勝てる根拠のないときはトレードを控える
勝てる根拠のないときは、トレードを控えるのが1番の対策です。
テクニカル分析やファンダメンタルズ分析を行っても明確な根拠が見つからない場合は、いったんお休みしましょう。
私も以前、ただなんとなく「上がりそう・下がりそう」と思ってトレードしたことがあります。
その結果、ことごとく予想が外れ、危うくロスカットされるところでした。
ぜひ無駄な損失を出さないよう、心がけてくださいね。
ポジションを翌日や翌週に持ち越す
FX初心者には、ポジションを翌日や翌週に持ち越すことはオススメできません。
なぜなら、寝ている間や土日に大きな事件が起こった場合、値動きが荒れる可能性があるからです。
為替に影響するような大事件が起こると、寝ている間や土日では対処することができません。
特に翌週に持ち越してしまうと2日間もの時間があるため、リスクも大きく失敗しやすくなります。
ポジションはその日のうちに決済
ポジションはその日のうちに決済してしまいましょう。
そうすればポジションを持ち越したことによる損失リスクを抑えることができますし、1日単位で資金管理ができます。
FXではいつ、どんなことが起きるのかはわかりません。
そのため、余計なリスクはなるべく無くすことが大切です。
ファンダメンタルズ分析をしない
テクニカル分析だけに頼ると、失敗する可能性があります。
なぜなら、テクニカル分析では各国のニュースや要人発言までは把握できないからです。
FXは通貨の取引のため、各国の情勢や経済指標などの影響を大きく受けます。
そのため、ファンダメンタルズ分析を行うことも大切なんです。
各国の要人発言や経済指標などを欠かさずチェック
ファンダメンタルズ分析を行うために、各国のニュースや経済指標、要人発言などをチェックしましょう。
たとえば予想と違った経済指標の発表があると、為替にも大きく影響することがあります。
特に米雇用統計の発表時は、短時間に1~2円の為替変動が起こることも少なくありません。
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を行うことで、分析の精度を上げることができますよ。
損切りをしない
損切りをしないことはFX初心者にありがちな行為ですが、失敗する大きな原因です。
なぜなら、損失を最小限に抑えることができないからです。
予想と反対に相場が動いている場合、含み損を抱えているにも関わらず放っておくと、相場がさらに動いて損失が大きくなってしまいます。
1回の失敗が大きくなると、それまで稼いだ利益も台無しになってしまうぞ。
損切りポイントを決めたら徹底する
損切りポイントをあらかじめ決めておき、それを徹底して守りましょう。
損切りポイントの決め方は、資金管理の項目でも紹介した2%ルールがわかりやすいと思います。
たとえば100万円の資金で1ポジションを保有する場合、含み損が2万円になったら損切りを行います。
同じ資金でポジションを複数保有している場合は、含み損の合計が2万円になったら、全てのポジションを決済しましょう。
損切りで決済するときは、逆指値注文を入れておくと便利だぞ!
利確タイミングが早い
利益を確定するタイミングが早いと、結果的に失敗になってしまうことがあります。
なぜなら、トータルで利益額よりも損失額の方が大きくなる可能性があるからです。
FXで成功するには、「損小利大」のトレードを心がけなければなりません。
利確のタイミングが早いと、逆の「損大利小」のトレードになってしまうんです。
利益はできるだけ伸ばしてから決済
利益はできるだけ伸ばしてから決済しましょう。
すべてのトレードで勝つ必要はありません。
小さく負けて大きく勝つことを続けられれば、利益を積み上げていけます。
詳しいやり方は、こちらの記事に記載しているので、損切り方法とあわせてご覧ください。
得意なテクニカルを持っていない
自分の得意なテクニカルを持っていないと、失敗しやすくなります。
なぜなら、効率のよい相場分析が行えず、売買判断が鈍るからです。
テクニカル分析を行う際はテクニカル指標を使いますが、その種類は様々です。
利益を上げているトレーダーは、皆自分と相性の良いテクニカルを持っているんですよ。
テクニカル指標の使い方を学び、自分に合ったものを使う
色々なテクニカル指標の使い方を学んで、自分にとって一番使いやすいものを見つけましょう。
テクニカル指標の使い勝手については、デモトレードで検証するのがオススメですよ。
またエントリーはせずチャートに表示させて分析だけを行うのなら、本番口座でもお金はかかりません。
画面に表示させるテクニカル指標は、2~3つほどにすると良いぞ。
たくさん表示させると、かえって画面が見にくくなってしまうからな。
海外口座を使う
FX初心者が海外口座を使うのは、大変危険です。
なぜなら海外口座はトラブルが多く、信頼性が低いからです。
たとえばよくあるトラブルが、出金できないこと。
せっかく利益を出せたとしても、出金を拒否されたり、口座凍結されてしまうこともあります。
国内のFX会社で口座開設しよう
FXを行うのなら、国内のFX会社で口座開設しましょう。
国内のFX会社は金融庁から許可を受けているため、安全に利用できます。
入出金も早く、出金拒否されることはまずありません。
他にも、取引ツールが高性能で使いやすかったりコストが安いなど、海外業者と比べて優れている点があります。
国内のFX会社で安心・安全にFXを行おう。
取引ツール詐欺に遭う
取引ツール詐欺には、十分に注意してください。
詐欺にひっかかってしまうと、利益になるどころかお金が返ってこないことがあります。
たとえばSNSで個人販売されている有料ツールには要注意。
個人販売されているのは自動売買系のツールが多いのですが、被害状況が悪く、金融庁より注意喚起がされています。
怪しい勧誘は一切受けない
私もTwitterのDMでツールの勧誘を受けたことがありますが、少しでも怪しいと思ったら相手にしないのが一番です。
万が一詐欺の被害に遭ったら、下記の対応をしてください。
- 金融庁・警察に相談する
- 消費生活センターに相談する
- 弁護士に相談する
消費者ホットライン「188」に電話をかければ、最寄りの消費生活センターに繋がるぞ!
5ステップで失敗しない!FX初心者の始め方
では次に、FX初心者が失敗しないための始め方を5ステップで紹介します。
- FXの知識を学ぶ
- 使いやすいFX会社を選ぶ
- デモトレードで練習
- 少額で始める
- 損小利大を徹底する
この順序でFXを始めれば失敗を避けることができるので、実践に取り入れてみてくださいね。
FXの知識を学ぶ
まずはFXの知識を学ぶことが大切です。
実際にトレードを始める前に知識を入れておくことで、用語の意味やツールの使い方、注文方法や分析方法がわかりやすくなります。
- FXの仕組み
- 専門用語の意味
- 通貨の特徴
- 分析方法
- 注文方法
信頼できるインターネットサイトや書籍、FX会社のセミナーなどで、勉強を始めましょう。
使いやすいFX会社を選ぶ
次は、自分にとって使いやすいFX会社で口座開設です。
あなたが用意できる資金やトレードスタイル、1回あたりの取引量やコストの安さなど、相性の良いFX会社を見つけましょう。
また、システムの強さや自己資本規制比率の高さ(財務状況の良し悪し)など、口コミや公式HPでFX会社の安全性も確認すると良いぞ。
後ほど初心者向けのFX会社も紹介しますので、参考にしてみてください。
デモトレードで練習
自分と相性の良いFX会社で口座開設をしたら、トレードの練習をしましょう。
事前に練習をしておくことで、本番のトレードでの戸惑いや迷いをなくすためです。
デモトレードは仮想の資金を使い、実際のチャートと同じ値動きを体験できるので、練習をするのに最適です。
本番ほどの緊張感はありませんが、取引ツールの使い方や注文方法などを、体感的に覚えることができます。
少額で始める
ある程度練習したら、少額で本番のトレードを始めましょう。
いつまでもデモトレードだけしていても、お金が増えていくことはありません。
少額でFXを行うなら、最小取引単位が1,000通貨単位以下の口座がオススメです。
決して無理はせず、少額から徐々にFXに慣れていくようにしてくださいね。
損小利大を徹底する
いくら少額と言えど、損小利大を心がけるようにしましょう。
小さな利益でも、積み上げていけば大きな金額になっていきます。
損小利大を実現するのに大切なのが、先ほども紹介した資金管理・リスク管理です。
少額トレードでもしっかり管理を行い、トータルでプラスを出せる投資家になってください。
初心者におすすめの失敗しない勉強法
初心者がまず行うべきなのがFXについて勉強することですが、その方法は大きく分けて3つあります。
- 書籍を読む
- FX会社のセミナーに参加する
- サイトやブログを読む
これらの勉強方法の中には、注意しなければならない点もあるので、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
書籍を読む
書籍を読むことは、基本的な勉強方法です。
なぜなら、書いてある情報が正確であることが多く、教科書のように活用できるからです。
FXの書籍には入門編~実践編まであり、自分のレベルに合わせて学べるのもメリット。
ただし、中には内容が難しく読解力が求められる場合もあるので、本を選ぶときは読みやすさに注意しましょう。
FX会社のセミナーに参加する
FX会社のセミナーに参加するのもオススメです。
専門家による講義を受けられるので、為替のプロに直接FXを教わることができます。
FXセミナーは会場だけでなく、オンラインで参加できる場合も多いので、気軽に申し込めますよ。
また、過去のセミナーの内容をYouTubeで公開しているFX会社もあるので、動画でも勉強できます。
ただし、すべてのFX会社でセミナーを実施しているわけではない。
セミナーについてこちらの記事で詳しく説明しています!参考にしてください。
サイトやブログを読む
FXの専門サイトやブログで勉強することもできます。
現在は数多くのFXに関するインターネットサイトやブログが存在します。
ネットの情報を参考する際に注意してほしいのは、書き手と情報の信頼性です。
参考にすべきかどうかは、次の3点をチェックしましょう。
- 実際にFXをしているトレーダーが書いているか
- 為替の専門家による監修を受けているか
- 情報の更新頻度は高いか
少額口座で失敗回避!初心者向けFX会社3選
最後に、初心者向けのFX会社を3社紹介します。
業界最小!1通貨(ドル/円なら6円)から取引可能「松井証券」
スプレッド | ||
---|---|---|
米ドル/円(原則固定) 銭 (※1,000通貨までの注文の場合) | ユーロ/円(原則固定) 銭 (※1万通貨までの注文の場合) | 豪ドル(原則固定) 銭 (※1万通貨までの注文の場合) |
スワップ | 最小取引単位 | キャッシュバック |
---|---|---|
米ドル/円 円 | 通貨 | 円 |
- 業界最小!1通貨単位(ドル/円なら6円)から取引OK
- 手数料無料で少額でも低コスト取引が可能!
- もちろんスプレッドは業界最挟水準で提供中!
創業100年の総合ネット証券会社「松井証券」がついにFXを始めました!
1通貨単位からの取引ができるので、少額から始めたい人にはもってこいの口座です。
また、小ロット取引だと手数料が発生するFX会社が多い中、松井証券では一切手数料はかかりません。
レバレッジを「1倍」「5倍」「10倍」「25倍」の4つから選べるので、初心者でも資金管理がやりやすい!
低コスト・使いやすさ抜群!デイトレに最適「GMOクリック証券」
スプレッド | ||
---|---|---|
米ドル/円(原則固定) 銭 | ユーロ/円(原則固定) 銭 | 豪ドル/円(原則固定) 銭 |
スワップ | 最小取引単位 | キャッシュバック |
---|---|---|
米ドル/円 円 | 通貨 | 円 |
- 米ドル円銭(原則固定)!全通貨ペア業界最小水準のスプレッド
- スマホ・PCのどちらも使いやすさ抜群の高性能な取引ツール
- 1クリックで即時注文できるスピード注文があるからチャンスを逃さない!
業界最小水準のスプレッドに各種手数料無料。低コストで取引できるため、取引回数が多くても安心。
取引ツールはスマホ・PCのどちらも使いやすく操作に迷いにくいため、スムーズに取引ができます。
スピード注文機能は迅速な売買ができるのでデイトレードには持ってこいのツールです!
低コスト!GMOインターネットグループのFX会社「GMO外貨」
スプレッド | ||
---|---|---|
米ドル/円(原則固定) 銭 | ユーロ/円(原則固定) 銭 | 豪ドル/円(原則固定) 銭 |
スワップ | 最小取引単位 | キャッシュバック |
---|---|---|
米ドル/円 円 | 通貨 | 円 |
- 取引通貨単位は「1000通貨」ドル円なら約5000円から取引OK
- 業界最狭水準のスプレッドを提供中!
- スマホアプリが使いやすい!
GMOインターネットグループのFX会社なので安心・安全!
また、チャート描画も使いやすく、オシレーター系指標にも描画ができる優れものです!
私も使っています。まじでアプリは一番使いやすい!
PCツールはブラウザ・アプリのどちらも用意されています。
FX初心者の失敗とその対策 まとめ
この記事で紹介したFX初心者が失敗する理由を学び、その対策を実践に取り入れれば、大損を避けて徐々に利益を出せるようになります。
最後に、今回の内容をおさらいしましょう。
- まずはFXの知識を学ぼう
- 使いやすいFX会社を選ぼう
- デモトレードで練習しよう
- 本番は少額から始めよう
- 資金管理・リスク管理を徹底しよう
最初から、すべてのトレードで勝っている投資家はいません。
FXは失敗と改善を繰り返しながら、上達していくものです。
ぜひ根気強く、勝ち組トレーダーを目指してくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
FX初心者の失敗とその対策 Q&A
- FX初心者の失敗例を教えて!
-
FX初心者にありがちな失敗は、下記のように様々です。
・FXの勉強をしない
・高レバレッジによるトレード
・ポジポジ病
・誤った情報収集
・損切りをしない などこの記事では、FX初心者の失敗を20にまとめ、その対策も記載していますので、あわせてご覧ください。
【詳しくは、記事内の「FX初心者の失敗20選とその対策」で解説しています。】
- どうやって始めれば失敗しない?
-
FX初心者が失敗しないためには、次の5ステップで始めるとよいでしょう。
・FXの知識を学ぶ
・使いやすいFX会社を選ぶ
・デモトレードで練習
・少額で始める
・損小利大を徹底するこの順序でFXを始めれば失敗を避けることができるので、実践に取り入れてみてくださいね。
【詳しくは、記事内の「5ステップで失敗しない!FX初心者の始め方」で解説しています。】
- 失敗しにくい口座はあるの?
-
自分に合った口座を選ぶのが失敗しないためには大切です。
当サイトでは、少額で始められることや手数料の安さ、ツールの使いやすさなどを考慮して、初心者向け口座を下記の3社に厳選してみました。
・GMO外貨
・外為どっとコム
・LIGHT FX【詳しくは、記事内の「少額口座で失敗回避!初心者向けFX会社3選」で解説しています。】