トラリピは儲からないの?
運用している人の利益を知りたい!
儲かるならやりたいけど、ちょっと不安…。
この記事を読めば、上記の疑問や悩みを解決できます!
トラリピを調べると、「とても儲かる」「あまり儲からない」という両方の情報が出てきて、運用していいのかわからなくなりますよね。
儲かるならトラリピをすぐにでも始めないと、利益のチャンスを逃してしまいます。
そこでこの記事では、トラリピが儲かる投資なのかを運用実績から検証します。
2019年からの運用実績と公式サイトのデータを使うので、具体的な運用益がこの記事でわかりますよ。
トラリピとは?
トラリピは、マネースクエアが特許を取得しているFXの自動売買システムです。
マネースクエアは、2007年からリピート機能の自動売買の提供をスタートしていて、国内FX業界では初めての導入でした。
利用者がマネースクエアに預けている残高の平均は約227万円で、マネースクエア利用者のうち92.1 %がトラリピを運用しています。
平均運用期間は9.9年で継続して、コツコツ利益を積み上げたい投資家に長く選ばれています。
トラリピで利益が出る仕組み
トラリピは自動売買を繰り返して、利益を生み出します。
その理由は、売買を自動で繰り返してくれるリピート機能があるからです。
トラリピは最初に一度設定するだけで、後は繰り返し利益が狙える投資です。
トラリピが儲からないと言われる3つの理由
トラリピが儲からないと言われる理由は、3つあります。
- 為替の値動きがない時期は利益が出にくいから
- トレードした方が儲かるから
- 大きく値上がりする投資対象が出てきたから
儲からないと言われる理由を知れば、トラリピ運用を始めるべきか判断できるようになるので、1つずつ確認していきましょう。
為替の値動きがない時期は利益が出にくいから
トラリピは、為替の値動きがない時に儲かりにくいです。
その理由は、為替レートの動きが大きいほど、トラリピの運用益が大きくなるからです。
為替が激しく動いている時は、注文が多く発生するため儲かりますが、為替があまり動かない時は、注文が発生しないため儲かりにくい傾向にあります。
相場があまり動いてない時期に運用を始めた人は、トラリピが儲からない投資だと感じるでしょう。
トレードした方が儲かる可能性があるから
2つ目は、自分で取引した方が儲かるという理由です。
為替の上下動を当てられる人は、自動で売買するより自分の判断で取引した方が儲かります。
2022年のドル/円は114円台から140円台半ばまで上昇しており、トレードが上手な人は効率よく利益を得られた可能性があります。
為替の先行きを読む自信がある人からすると、自分で売買した方が儲かるという結論になるでしょう。
プロでも先行きを言い当てるのは難しい、値動きの範囲を予想するトラリピは初心者向きだぞ。
大きく値上がりする投資対象が出てきた
3つ目の理由は、大きく値上がりする投資対象が出てきたことです。
短期間で2倍・3倍になる仮想通貨のような投資対象が出てきたので、相対的にトラリピは儲からないと言われる時があります。
公式サイトでは、50万円〜200万円程度の運用資金をもとに年間5%~8%程度のリターンを狙うスタイルを推奨していて、仮想通貨で大儲けした人は、トラリピの運用益に物足りなさを感じるかもしれません。
大幅に上昇する可能性がある投資対象の存在も、トラリピが儲からないと言われる理由です。
トラリピは儲からないかを公式発表のパフォーマンスから検証
公式サイトでは、トラリピのパフォーマンスを定期的に更新されています。
資産残高を増やしている口座数や通貨ペア別の運用実績から、トラリピが儲かるかどうかを見ていきましょう。
毎月預かり資産残高を増やした口座が9割
マネースクエアが調査した預かり残高増加口座の割合では2021年は約9割の口座が資産残高を増やしています。
2022年2月〜3月のウクライナ侵攻時も、平均91%が預かり資産残高を増やしており、ショック相場でも高い成績を維持しています。
ショック相場に強いのは、マネースクエアが提供する公式戦略が、地政学的な影響を受けにくい通貨ペアでの取引を推奨しているからです。
ロシアのウクライナ侵攻時の動きを見ても、トラリピは安定的に運用できると言えるでしょう。
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2021年は全15通貨ペアのうち11通貨ペアがプラス
2021年1月から2022年1月末までの実現損益は、全15通貨ペアのうち11通貨ペアがプラスでした。
マイナスとなった通貨ペアは「ポンド/円」「米ドル/円」「南アフリカランド/円」「トルコリラ/円」で、その他の通貨は全てプラスになっています。
2022年には「米ドル/カナダドル」も登場したため、安定的に決済益が積み重なる仕組みがさらに作りやすくなりました。
【実績公開】トラリピ運用1年目からの運用益は?
2019年からトラリピを運用している筆者の実績を公開します。
過去の運用損益を通じて、トラリピが儲かるか儲からないかを見ていきましょう。
2021年は運用402万円で約55万円の決済益
2021年は運用額(預託証拠金)402万円に対して、57万159円の利益でした。
スワップ損益が−1万8,098円だったので、損益合計は55万2,061円です。
上図は2021年の期間損益報告書で、決済された累計額55万2,061円が記載されているのがわかります。
受渡前スワップ累計とは?
保有しているポジションの合計スワップを受渡前スワップ累計と言います。
保有しているポジション次第では、マイナスが大きくなるケースもあります。
2020年コロナショック時の運用実績もプラス
コロナショックがあった2020年1月〜3月の売買損益は、運用額251万円に対して、20万3,838円の利益でした。
スワップ損益は−1万7,546円だったので、損益合計はたった3ヶ月で18万6,292円です。
株価は大きく下落し、為替は一時大きく円高に動いた中で、トラリピのパフォーマンスは利益率74%で好調でした。
コロナショックで相場が乱高下した2020年1月〜3月に大きな運用益が出ていることから、トラリピはショック相場に強いと言えます。
2019年(運用初年度)もプラス推移
トラリピ運用初年度の2019年は運用金額137万円に対して、9万7,437円の利益でした。
スワップ損益は−8,515円だったので、運用益は8万8,922円です。
運用初年度の利益率は2020年や2021年ほどではありませんが、年間の実績はプラスで終えています。
この運用実績からもわかるように、トラリピは初年度から結果が出せる初心者でも運用しやすい投資です。
トラリピが儲からない3つの失敗ケース
いくら実績があるトラリピでも、特徴を理解せずに運用を始めてしまうと失敗してしまいます。
トラリピ運用で失敗するケースは次の3つです。
- レンジ相場ではない通貨ペアでの運用
- 発注本数を多くしすぎる
- 運用前にリスクを確認していない
大切な資産を減らさないように、失敗ケースを確認しておきましょう。
レンジ相場ではない通貨ペアでの運用
1つ目のケースは、レンジ相場ではない通貨ペアの運用です。
その理由は、トラリピがレンジ相場を狙ってコツコツ利益を得る投資だからです。
上図のトルコリラ/円はように、一方向に進む通貨ペアは含み損が膨らみ続けて、決済回数も少なくなってしまいます。
トレンド相場を形成している通貨ペアはトラリピ向きではないので、レンジ相場の通貨ペアを運用するようにしましょう。
発注本数を多くしすぎる
初めての運用で発注本数を多くしすぎるのも、儲からない原因になります。
リスクが大きくなり、為替の動く方向次第では含み損に耐える期間が長くなってしまうからです。
含み損が膨らむ期間が長くなると、精神的に耐え切れず、運用をやめてしまう可能性があります。
トラリピを無理なく体感するために、最初は発注本数を少なめにして始めましょう。
運用前にリスクを確認していない
運用前にリスクを確認していないことも、儲からない原因です。
損失金額を把握していないと、損切りしなくていいタイミングで損を確定したり、想定以上の損をしてしまう可能性があるからです。
上図はリスクの確認画面で、設定に必要な資金や想定損失額があらかじめ確認できます。
リスクの確認は発注画面からワンクリックでできるので、とても簡単です。
運用前に必ずリスクを試算して、リスクが大きすぎる運用を避けましょう。
トラリピで儲からない時の対処法3選
トラリピで儲からない時の対処法を3つ紹介します。
- 設定を見直す
- 種まき期間は慌てずに耐える
- 公式サポートに相談する
運用が上手くいかないときの対策を知って、慌てず対処するとパフォーマンス向上につながりますよ。
設定を見直す
対処法の1つ目は、設定の見直しです。
その理由は注文数を増やしたり、利益金額を調整することで、運用益が大きくなるからです。
直近のパフォーマンスがいい設定に切り替えたり、注文数を調整して、トラリピ設定を変更します。
儲からない時は、現状の設定を必要に応じて変更しましょう。
種まき期間は慌てずに耐える
2つ目は、慌てずに耐えることです。
今利益が出てなくても、何もせずに待っていれば利益が出る時期が来る可能性があるからです。
公式の「ユーロ円/英ポンドのハーフ&ハーフ戦略」は、設定開始から1年4ヶ月の利益が8万6,057円でしたが、6ヶ月間に区切ると利益が5万791円出ている時期がありました。
トラリピは時期によって利益の出やすさに差があるので、慌てず耐えるのも有効な手段です。
公式サポートに相談する
3つ目の方法は、公式サポートへの相談です。
運用益を上げるにはどうしたらいいのか個別で質問に答えてくれます。
現状の設定と運用目標を伝えれば、為替のプロが今後の方針を一緒に考えてくれます。
トラリピに精通した人に直接意見を聞けるので、公式のサポートを有効活用してみましょう。
まとめ トラリピは儲からない期間はあるが、長期では儲けやすい
トラリピは運用口座の約9割が資産を増やしている投資です。
乱高下相場に強く、2020年のコロナショック時には大きな運用益が出ました。
最後にトラリピが儲からないかどうかについて、おさらいしてみましょう。
- 為替の値動きがない時期は儲かりにくい
- コロナショックのようなショック相場に強い
- 運用初年度からプラスの決済益
- 毎月預かり資産残高を増やした口座が9割
- 儲からない時は、公式サポートの利用もできる
運用実績を見ると、402万円の運用額で55万円の決済益を出しており、儲からない投資とは言えません。
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