【図解あり】逆指値が1分でわかる!具体例と3つの活用方法を解説

【PR】この記事には広告を含む場合があります。
FXでは逆指値が重要

FX取引でまず、理解しておく必要があるのが注文方法です。

注文方法を知らずにFX取引をはじめるのは、無謀な行為だぞ!

今回は、FX注文のなかで最重要といっても過言ではない逆指値注文について解説をしていきましょう。

「逆指値ってややこしくてよく理解できない…」
「なんでこんな注文があるの?」
「どういうときに使うの?」

この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。

目次

逆指値とは?

逆指値注文

逆指値注文とは、文字通り指値注文と「逆」方向を指定する注文方法です。

つまり、自分のポジションや現行レートからみて不利な方向へ注文を入れることを逆指値注文といいます。

これから買うときに高い価格、売るときに安い価格を指定するのは利益が減って不利ですよね?

  • 「買い注文なら、現行レートより高い価格」
  • 「売り注文なら、現行レートより低い価格」

を指定するのが逆指値注文です。

ドル/円での例

今現在、1ドル=101円だとします。

「100円で買ったドルを保有しているが、もし為替が下がるなら、もったいないけど99円で売ってしまおう!」と思い、1ドル=99円で出す注文が逆指値注文と呼ばれます。

その他の注文方法はこちらをチェック↓

損切注文としての重要性はこの後、じっくり解説していくぞ。

逆指値注文の活用方法

gyakusashine3

「なぜ、わざわざ利益を減らすような注文を出す必要があるの?」

ええ、ええ、その気持ちわかります。私もそうでした。

しかしながら逆指値注文とは、ひとたび使いこなせるようになれば、利益も増やし、損失も減らすことができる便利な注文方法なのです。

具体的には次のような場面で逆指値は有効活用できます。

ポイント
  • 損切をするとき
  • トレンドを追ってエントリーするとき
  • トレンドブレイクのとき

3つの場面を想定して、説明していきましょう!

損切注文として使う

損切り注文とは、損失を出して決済することです。

損失をだす注文=不利な注文なので、おのずと逆指値の注文を出すことになります。

損切注文の最大の役割は、損失の拡大を防ぐことにあります。

「1週間以内に決済注文を出すつもりだが、万が一に備えて損切注文を入れておきたい!」

そんなときは逆指値注文を出しておけば、安心です。

特に、24時間チャートを見ることができない副業トレーダーこそ役立ちます。

為替の値動きを見ていない間に、為替が損失方向へ変動しても損切注文を入れておけば大損をすることもありません。

songiri-tyumon2

FXの世界ではよく「損小利大」という言葉が使われます。

これは「損失を少なく抑えて、利益の割合を大きくする」という意味です。

FXで稼いでいるトレーダーは、必ずこの考え方を中心に取引をしています。

損失を出すと最初はショックだろうが、損失を少なくするためにも損切注文は重要かつ避けられない決済だ。

な、なるほどぉー!でも、損切りしないと更に大損しちゃうのか…これはかなり重要な注文方法になりそうだぞ…!

逆指値注文でどんどん損失を減らしましょう!

トレンドに沿って逆指値を使う

トレンドに沿って、逆指値を使うのはトレンドを追いかけて新規注文と決済注文を行う場合です。

どういうことか、例と図を使って確認していきましょう。

gyakusasine-tyumon3
具体例

現在1ドル=100円だとします。

どうやらチャートは上昇トレンドに乗っているようで、まだまだ為替価格は上がる見込みです。

こんなとき、逆指値で買って売れば利益が出ますよね。

注文方法は以下の通りとなります。

  • 新規注文:買い注文 1ドル=101円(逆指値)
  • 決済注文:売り注文 1ドル=103円(指値)

初心者なら、こうやってトレンドに乗って利益をあげるのがいいと思うわよ。

ブレイクを狙って逆指値を使う

為替相場の流れには「トレンド」があります。

為替はある方向に動き出すと、しばらくはその方向に動き続ける特性があるからです。

FXでは、このトレンドを読むことが重要です。

もちろんトレンドは、いつまでも続く訳ではありません。

このトレンドが変わるタイミングを狙う時にも使えるのが逆指値です。

図と具体例を使ってみていきましょう。

gyakusasine-tyumon5
具体例

相場は下降トレンドで値動きしています。

そろそろトレンドが変わって、上昇トレンドになると予測します。

この場合、下記のような注文を出します。

  • 新規注文:1ドル=101円の買い注文(逆指値)

思惑通り、レジスタンスラインを超えて上昇トレンドに変わりました。

下記のように決済注文を入れます。

  • 決済注文:1ドル=102円の売り注文(指値)

あれ?これって損切りにもなるんじゃないの?

いいところに気が付いたな。そうだ、場合によっては損切り注文も兼ねることができるんだ。

逆指値注文が使いやすくて初心者におすすめのFX会社!

最後に、注文機能と分析機能が使いやすいおすすめのFX会社を3社紹介します。

全通貨スプレッド最安水準! デイトレに強い「GMOクリック証券

スプレッド(米ドル/円)
ユーロ/円
豪ドル/円
スワップ(トルコリラ/円)
キャッシュバック
*スプレッドは原則固定
Good point
  • 全通貨最安水準のスプレッド!デイトレに最適
  • 38種類のテクニカル指標があり、分析ツールが充実
  • デイトレもスワップ狙いの売買も対応可能

取引ツールが使いやすく、分析ツールも充実しているので、プロのトレーダーに人気!

さらに低スプレッド・高スワップなので欠点がないFX会社といえます。

いろんなFX会社を使った結果、最後はGMOクリック証券に落ち着くトレーダーが多いのが特徴です。

システムとパフォーマンスの安定性を追求するなら松井証券

スプレッド
米ドル/円(原則固定)

(※1,000通貨までの注文の場合)
ユーロ/円(原則固定)

(※1万通貨までの注文の場合)
豪ドル(原則固定)

(※1万通貨までの注文の場合)
スワップ最小取引単位キャッシュバック
米ドル/円
通貨
Good point
  • スマホアプリでもスグに売買できるスピード注文機能を実装
  • 安定したシステムと利便性の高い取引環境を提供
  • もちろんスプレッドは業界最挟水準で提供中!

創業100年の総合ネット証券会社「松井証券」がついにFXを始めました!

なんと、日本で初めて本格的なインターネット取引を始めたのは松井証券なんです。

実績からも裏付けされるパフォーマンスの安定性や、長い年月のノウハウを生かした高機能ツールはプロアマ問わず使いやすい!

低コストと安定性が両立できる、デイトレードやスキャルピングに適したFX口座です。

外為どっとコム】相場予測ツール「ぴたんこテクニカル」が大人気!

スプレッド(米ドル/円)
ユーロ/円
豪ドル/円
スワップ(豪ドル/円)
キャッシュバック

※スプレッドは原則固定(例外あり)
※キャッシュバックキャンペーンの適用は「口座開設月から翌月末まで」
※キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。

Good point
  • ドル/円スプレッド0.2銭原則固定※例外あり!デイトレに最適
  • みんかぶ調べ2024年FX会社比較部門別ランキング「総合」部門で1位
  • 相場の未来を予想してくれる「みらい予測チャート」が人気

業界最狭水準スプレッドとして有名で、デイトレをするトレーダーに大人気!

情報・分析ツールが有名で、「ぴたんこテクニカル」を使えば面倒なテクニカル分析を自動でしてくれます。

ぴたんこテクニカル

「売買比率情報/ポジション比率情報」で他のトレーダーの注文状況を見れるので、相場の予想や売買判断がしやすくなりますよ!

逆指値注文 まとめ

gyakusashine4

逆指値について、理解できましたか?

それではこの記事のおさらいです。

まとめ
  • 逆指値注文とは、現行レートや保有ポジションに対して不利になる注文のこと。
  • FXで最重要となる損切に使うことができる
  • トレンドに沿って、利益を得る注文方法としても使える。
  • トレンド転換期に、利益を狙う注文方法としても使える。

今回は、基本の注文方法である「逆指値注文」について解説してきました。

FXで利益を出し続けるには、なにがなんでも損切が不可欠です。

逆指値をしっかり理解して、素敵なFXにしましょう!

逆指値と合わせて知っておきたい指値注文↓

逆指値注文 Q&A

Q&A
逆指値注文とは?

現行レートや、自分の保有ポジションからみて不利な方向に入れる注文を逆指値注文と言います。

⇒詳しくはこちら

逆指値の使い方は?

次のような場面で逆指値は有効活用できます。

・損切をするとき
・トレンドを追ってエントリーするとき
・トレンドブレイクのとき

⇒詳しくはこちら

この記事が役に立ったと思ったらシェアしてね m(_ _)m

この記事の監修者

河野 裕のアバター 河野 裕 代表取締役

株式会社フォーカスワン 代表取締役


約13年前に外為オンラインで取引を始めたが、初心者にありがちな小さく稼いで、大きく負けるで一発退場。

その後、復活して取引を再開。2018年のトルコリラ暴落を経験しながら、早目の損切りで逃れ現在に至る。

FXのリスクと楽しさを感じながらも日々格闘中。

目次